公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復・国際協力基金 NGO団体によるトレーニングセンターの開設
2024年9月6日、公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金(以下、基金)(註1)が助成する地元NGO団体、APPEL(註2)が運営するソーシャルトレーニングセンターがポートルイス市内に新たに開設され、当社取締役会長の池田が出席しました。
APPELは2006年にモーリシャスで設立され、経済的自立を目指す恵まれない環境にある人々を対象に、社会復帰支援施設や職業訓練施設を運営しています。
新設されたトレーニングセンターでは、Mauritius Qualifications Authority(MQA)(註3)によって承認された訓練項目を提供しています。受益者はパン作り、料理、美容師、木工、金属加工など訓練を受けることができます。また、施設内には、軽食を提供するカフェが併設されており、訓練を修了した受益者に対する雇用機会も提供しています。
さらに、社会復帰支援施設も近隣で運営されており、社会的に恵まれない環境にある人々に対して居住施設の提供や心理カウンセリングを通じて自立への一歩を踏み出す支援を行っています。この施設の入居者に対しても、新設された職業訓練施設でのプログラムが提供され、経済的自立を通じて地域全体のエンパワメントを目指しています。
当社は今後も基金を通じて、モーリシャスにおける社会課題の解決に向けた支援を行っていきます。
(註1) 「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」に関しては以下をご参照ください。
2021年12月1日付プレスリリース 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」を設立 ~モーリシャス自然環境回復・保全・地域社会への支援活動~
2022年5月12日付プレスリリース 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」 が初年度助成対象プロジェクトを決定し、助成金給付を開始
(註2) APPELは社会的に弱い環境にある方々の支援を目的として活動を進める地元NGO団体で、本邦基金を通した支援を2022年より行っています。詳しくは以下をご参照ください。
プロジェクト詳細_APPEL (mol-mauritius-fund.jp)
(註3) Mauritius Qualifications Authority(MQA)モーリシャス共和国内の公的資格認定機関で、国内で提供される教育・訓練プログラムを監督し、より質の高い教育・訓練が実施されるよう監修、開発を行っています。
参考:https://mqa.govmu.org/mqa/





