公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金:サンゴ礁研究に関するプロジェクトの研究発表会を開催
2024年9月9日(月)、公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金(以下、「基金」)(註1)の助成を受ける国立大学法人静岡大学(以下、「静岡大学」)は、共同研究機関のモーリシャス大学と共に、「気候変動におけるサンゴ礁と生物多様性」に関する研究発表会を、島内東部のサンライフグループホテル敷地内でホテル職員や地元学生、研究者たちを対象に開催しました。
当日は、モーリシャス大学よりプリシー・ゴンポット理学部長、バゴーリ・ランジート博士、カウリシング・ディーピーカ博士、静岡大学よりカサレト・ベアトリス・エステラ特任教授、鈴木款特任教授、そしてモーリシャス大学と協働研究を行う地元NGO団体The Biodiversity and Environment Institute(以下BEI)(註2)のアーヴィンド・ゴピーチュンド博士より、最新の調査結果に基づいたモーリシャス周辺に生息するサンゴとそこに住む生物や、水温の上昇に耐久性を持つサンゴに関する講和が行われ、これらの適切な保護・保全方法の解説とともに、生物多様性におけるサンゴ礁の重要性が強調されました。当日は出席者からの質疑も活発に行われました。
(註1)「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」に関しては以下をご参照ください。
2021年12月1日付プレスリリース 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」を設立 ~モーリシャス自然環境回復・保全・地域社会への支援活動~
2022年5月12日付プレスリリース 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」 が初年度助成対象プロジェクトを決定し、助成金給付を開始
(註2)The Biodiversity and Environment Instituteとは
モーリシャス大学静岡大学、と協働して海洋環境調査を進める地元NGO団体



