MOLチャリタブルトラスト モーリシャス発の地球海洋研究室を開設

2025年9月3日(水)、MOLチャリタブルトラスト(以下、「基金」)(註1)が助成するマスカレーニュ大学(註2)で地球海洋研究室が開設され、式典が開催されました。式典にはカヴィラージ・シャルマ・スーコン教育・高等教育・科学技術大臣や、基金の運営委員会議長を務めるMOL(Mauritius)Ltd代表の鈴木が出席しました。同研究室はモーリシャス海洋学研究所と共同で設立したもので、海草の分布をマッピングし、重要な科学データを提供することを目的としています。今回、研究室の開設と同時に、生態系の重要性に対する学生の意識を高めることを目的とした「海草啓発キャンペーン」も開始されました。
海草は炭素吸収、生物の生息地、海岸保護において重要であり、海洋保護は持続可能な観光にも貢献します。地球海洋研究室の研究者は、海草はサンゴ礁に比べて見過ごされがちであるが、海の生物多様性や海辺の安全と自然保護のための海岸保全に不可欠であり、この研究所を学生や研究者が生態系を監視・保護するためのプラットフォームがプラットフォームとして提供するとしています。
当社はこれからも、海洋保全への意識向上を目指し、持続可能性な社会に向けた貢献を支援していきます。

(註1)MOLチャリタブルトラストに関する詳細は、2021年6月21日付のプレスリリースおよび本ウェブサイトの「Funding(助成)」ページをご参照ください。
(註2)Université des Mascareignes。革新的な教育を推進し、学生が能力を最大限に発揮できる環境を提供する。社会課題解決に関する知識を深め、解決に取り組み、国際的視野を持つ科学的研究を通じた地域の支援を行う。
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式典参加者と、地球海洋研究室の開設を記念して施設に展示されたパネル

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