公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 NGOによって開発されたマングローブ保全啓発アプリの提供開始

認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」(以下、「基金」)(註1)から助成を受けた地元NGO 団体、Reef Conservation(註2)は、マングローブ保全啓発のためのモバイルアプリ「Mangrove Matter」(註3)を新規開発し、モーリシャス国内で一般向けに運用を開始しました。
「Mangrove Matter」は同団体による、マングローブ林の保護・再生を目的としたプロジェクト“SOS Mangrove”の一環として開発されたもので、アプリ使用者が観察したマングローブ林の写真や情報を本アプリに登録することができ、登録された情報はアプリ使用者の間では誰でも閲覧することができます。また、本データは、同団体による、マングローブ林に関する科学的研究にも活用されます。
アプリの運用開始前には、モーリシャス島内の複数の場所で、同団体による度重なる検証や、一般市民のボランティアを対象としたワークショップなども開催されました。現在はモーリシャス国内での一般向けに運用を開始しております。

当社はこれからも基金を通じて、モーリシャスにおけるマングローブ林の保護・再生に向けた取組への支援を行います。

(註1) 基金についての情報は2021年12月1日付プレスリリース2022年5月12日付プレスリリース2022年11月15日付記事2023年4月3日付記事当サイト基金に関するページをご覧ください。

(註2) Reef Conservation
モーリシャスの沿岸および海洋環境の保全と回復を目的としたNGO。
https://www.reefconservation.mu/

(註3) 「Mangrove Matter」は当基金のほか、AfrAsia Bank とWorld Conservation Society(WCS)の支援で開発されました。2023年7月20日時点、当アプリはモーリシャス国内のみで使用可能です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.reef.mangrove&hl=en&gl=US

2023年3月に開催されたボランティア参加型ワークショップの様子。MOL(Mauritius)Ltd.職員も参加しました。

アプリの使用方法はReef ConservationのYouTubeに公開されています。

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