公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金:持続可能な漁業とブルーエコノミーに関するワークショップを開催
2024年12月19日(木)、公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金(以下、「本邦基金」)(註1)の助成を受ける国立大学法人北海道大学大学院水産科学研究院はMOL (Mauritius) Ltdと共同で、持続可能な漁業とブルーエコノミーに関するワークショップ「Project BLUE FRONTIER-Knowledge creation towards the BLUE HORIZON」を開催しました。ワークショップはモーリシャス南東部マエブールにあるプレスキール・アイランドリゾートで開催され、沿岸生態系保全に取り組む専門家や研究者、地元漁業者の他、本邦基金やMOLチャリタブルトラスト(註2)が助成するNGOや教育機関から多くの関係者が参加しました。ワークショップでは、海洋生息地の評価・分析や、漁業者の経済状況の向上を目的とした漁業組合の改善などをテーマに、プレゼンテーションやディスカッションが行われました。モーリシャスにおけるブルーエコノミーの繁栄に向けて、科学的研究とコミュニティにおける実践の相乗効果が強調されました。参加者はワークショップを通じて、モーリシャスにおける持続可能な漁業とブルーエコノミーの実現に向けた実践的なアプローチを模索するとともに、地元コミュニティとの連携を深めました。
当社は、これからも地域社会に寄り添い、人々を支える海洋資源を守りながら、持続可能なブルーエコノミー実現に向けた地域能力開発に貢献してまいります。
(註1) 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」の詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
公益信託商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 (mol-mauritius-fund.jp)
(註2) MOLチャリタブルトラストの詳細については、2021年6月21日付プレスリリース、または当サイト内の基金に関するページをご覧ください。


