MOLチャリタブルトラスト:NGO等主催の清掃活動に参加

2022年7月31日(日)および8月14日(日)、MOLチャリタブルトラスト(以下、「基金」)(註1)から助成を受けた地元NGO等による清掃活動が開催され、基金の運営委員会議長を務めるMOL(Mauritius)Ltd.代表の山下が参加しました。

7月31日の清掃活動は、UNESCOが定める「マングローブ生態系保全のための国際デー」(毎年7月26日)に合わせて、モーリシャス南東部に位置するボア・デ・ザムレットおよびアンス・ジョンシェの海岸ならびにマングローブ生息地にて、地元NGOのAssociation for Sustainable Development(ADD)(註2)が中心となって開催されたものです。当日はマングローブが生態系に果たす役割の重要性を伝えるセミナーも併せて開催されました。地域評議会議員やボランティアらのほか、駐モーリシャス日本国特命全権大使の川口周一郎氏をはじめとする日本国大使館関係者も参加し、プラスチックを中心に約550kgの廃棄物が回収されました。

8月14日の清掃活動は、同南東部に位置するブルー・ベイの海岸およびラグーンにて、Eco Blue Divers Mauritius(註3)が中心となって開催されたものです。さらにはダイバーによる海中清掃も実施されました。ボランティアや協賛企業の従業員らのほか、青年スポーツ担当大臣であり国会議員のステファン・トゥーサン氏も参加し、ペットボトル、缶、衣類等の約190kgの廃棄物が回収されました。

当社はこれからも基金を通じ、モーリシャスに住む人々との関わりを大切にし、自然環境保護活動への貢献を続けていきます。

(註1) 基金や助成対象についての情報は2021年6月21日付プレスリリースおよび2021年12月24日付記事【MOLチャリタブルトラスト助成対象プロジェクトの決定】をご覧ください。

(註2) Association for Sustainable Development(ADD)
島内南東部地域の特に貧困地域の生活向上を目指し、マングローブの栽培を含む沿岸保護に関する啓発と技術習得を通じて地域住民の能力向上を支援するNGO。
http://www.addmauritius.org/

(註3) Eco Blue Divers Mauritius
島内南東部のブルーベイビーチにあるダイビングショップ。経験豊富なインストラクターが多数在籍。

マングローブに係るセミナーに参加する駐モーリシャス日本国特命全権大使の川口周一郎氏(左手前)(2022年7月31日)
大人から子どもまで多くの地元住民が参加しました。(2022年8月14日)
海岸およびラグーンの清掃活動のポスター。多数の地元企業が協賛しました。(2022年8月14日)
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