WAKASHIOメモリアルデーを開催

2020年7月25日に発生した、モーリシャス島沖における当社がチャーターしていた貨物船WAKASHIO号の座礁・油濁事故から2年の節目を迎えたことを受け、当社はWAKASHIOメモリアルデーとして、2022年8月1日(月)に日本国内のグループ役職員向け、8月5日(金)に海外のグループ役職員向けに、事故対応を振り返るオンラインイベントをそれぞれ開催しました。当社グループ役職員が事故の再発防止に向けた意識を再確認するとともに、当社のモーリシャスに係る取り組みについて振り返ることを目的としています。

今回のイベントでは、当社が行うモーリシャスに係る活動を特集した本サイト"MOL for Mauritius"の紹介や、2020年7月以降のモーリシャスに係る当社の取り組みをまとめたドキュメンタリー動画「Mauritius Blue / NOU AVEC ZOT~私たちはあなたと共にいます~」の一部上映をはじめ、当社が2021年11月30日に日本国内にて設立した認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」(註1)の2021年度助成金給付対象団体およびその活動詳細などが紹介されました。また、モーリシャス現地法人MOL (Mauritius) Ltd.に在籍し活動を続ける従業員からは、当社がモーリシャスにて設立した「MOLチャリタブルトラスト」(註2)の活動報告も行われました。

社長の橋本は、本事故は安全管理体制の見直し、そして環境保護・生物多様性に関わる取り組みを本格化する契機となり、この事故に対する反省と再発防止への取り組みの徹底が、2022年4月に発表したサステナビリティ計画「MOL Sustainability Plan」(註3)の策定につながったことを参加した従業員に対して強調しました。

当社は、WAKASHIO号による事故の記憶を風化させることなく、より一層安全運航徹底への決意の強化と環境回復保全への取り組みを推進していきます。

(註1) 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」についての情報は以下ウェブサイトをご覧ください。
公益信託商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 (mol-mauritius-fund.jp)

(註2) MOLチャリタブルトラストや助成対象についての情報は2021年6月21日付プレスリリースおよび2021年12月24日付記事【MOLチャリタブルトラスト助成対象プロジェクトの決定】をご覧ください。

(註3) サステナビリティ計画「MOL Sustainability Plan」についての情報は2022年4月18日付プレスリリースをご覧ください。

冒頭挨拶の様子(商船三井社長 橋本 剛)
モーリシャス現地法人MOL (Mauritius) Ltd.従業員との中継セッションの様子
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