MOLチャリタブルトラスト: NGOによる漁船の進水式に参加

2022年10月15日(土)、MOLチャリタブルトラスト(以下、「基金」)(註1)から助成を受けた地元NGO"Mouvement Bien-Etre de la Cite la Chaux" (MBECC)(註2)の漁船"MOL VANSOUET"号の進水式が開催され、基金の運営委員会議長を務めるMOL(Mauritius)Ltd.代表の山下が参加しました。

"MOL VANSOUET"号は、モーリシャス南東部に位置するマエブール地区の漁業従事者を対象とした、ラグーンの外側での漁獲技能をトレーニングする目的で、MBECCによって新造されました。ラグーン外側での漁獲は、沿岸部とは異なる種類の、より多くの漁獲が見込めると期待されています。船名の「VANSOUET」 とは、「南東の風」を意味するクレオール語(註3)で、地元漁業従事者の間では出漁中に度々使用される専門用語の一つであり、同地域の漁業のさらなる発展を目指して命名されました。

当社はこれからも、基金を通じて、モーリシャスの漁業の発展と地域振興に向けた支援を続けていきます。

(註1) 基金や助成対象についての情報は2021年6月21日付プレスリリース2021年12月24日付記事【MOLチャリタブルトラスト助成対象プロジェクトの決定】および当サイト基金ページをご覧ください。

(註2) Mouvement Bien-Etre de la Cite la Chaux(MBECC)
モーリシャス南東部に位置するマエブール地区の、社会的に恵まれない環境下にある人々の福祉を促進するために設立されたNGO。

(註3) モーリシャス・クレオール語は、フランス語由来のモーリシャスで広く用いられている言語です。

式典には、駐モーリシャス日本国特命全権大使の川口周一郎氏(左から七番目)、基金現地運営委員会議長のMOL (Mauritius) Ltd.代表 山下(左から四番目)、同委員会委員のマーク・ダレ氏(左)およびジミー・ハーモン氏(右から三番目)らが出席しました。
当日はボートツアーも行われました。
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