MOLチャリタブルトラスト NGOによる農業研修センター運営開始

2022年12月31日(土)、MOLチャリタブルトラスト(以下、「基金」)(註1)から助成を受けた地元NGO“RESPECT”(註2)は、マール・タバにて農業研修センターを開設し、その運営を開始しました。RESPECは国内の食糧自給率向上に向けて、若手農家の育成と支援を目的とした団体で、基金の第一次助成プロジェクトでは、先進的で、効率的な農業技術の理論的訓練と実習の両方を受けることができ、長期的にプロジェクトの根幹となる温室の建設が主な取り組みでした。

農業研修センターは野菜栽培の実習を行うための温室と、講義等座学で使用できる研修施設から構成されています。受益者はここでRESPECTの指導員から専門知識を学びます。運営開始を祝し、当該施設の建設初期から完成までの様子を収めた記録映像が公開されました。映像は、基金が助成を行う地元NGO団体、MAURIWOOD FILM INDUSTRY ARTISTS ASSOTIATION(註3)によって撮影、編集されたものです。

今後も当社は基金を通して、モーリシャスの食料自給率向上の一助となる活動への支援に取り組んでまいります。

(註1) 基金や助成対象についての情報は2021年6月21日付プレスリリース、2021年12月24日付記事【MOLチャリタブルトラスト助成対象プロジェクトの決定】および当サイト基金ページ【2021-2022年助成プロジェクト】をご覧ください。

(註2) 有機栽培による温室野菜の生産や、伝統的な農耕方法の復興を支援するNGO。収穫した野菜のオンライン販売スキーム開発・運用もサポートする。

(註3) 映画製作とその関連芸術の振興に携わるNGOで、同地域における映画産業の可能性につながる情熱、創造的な経済活動、雇用創出を目指すNGO。

農業トレーニング施設施工の様子。映像制作:MAURIWOOD FILM INDUSTRY ARTISTS ASSOTIATION

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