モーダルシフトの推進
貨物の輸送手段を、トラック等の陸上輸送から船舶(内航船・フェリー等)や鉄道といった大量輸送が可能で環境負荷が少ない輸送モードに転換することを、「モーダルシフト」といいます。当社グループは、わが国最大規模のフェリー・内航サービス事業者として、ホームページでCO2排出削減効果を紹介したり、次世代フェリー「ISHIN-II」プロジェクトを推進する等して、モーダルシフトの拡大に努めています。


「太陽光発電システム」と「陸上電力受電システム」の搭載
(株)名門大洋フェリー
同社では、2009年度に「フェリーふくおか2」にCO2等の排気ガス削減を目的として、世界最大級の「太陽光発電システム」と、商用としては国内初の「陸上電力受電システム」を搭載しました。「太陽光発電システム」は、本船の最上甲板に設置した280枚の太陽光パネルから、一般家庭16軒分に相当する50kWの電力をつくり出しています。「陸上電力受電システム」は、停泊時に陸上からの6,600ボルトの高圧の電力を引き込み、「船舶版アイドリングストップ」を実現するものです。これらを含めた同社の取り組みが評価され、近畿運輸局長から2010年度の「環境保全優良事業者表彰」を受賞しています。

太陽光発電システム

陸上電力受電システム
コンテナターミナルにおける環境負荷低減の取り組み
(株)宇徳
商船港運(株)

東京国際コンテナターミナル
当社と(株)宇徳は、「東京国際コンテナターミナル」に発電容量200kWの都内最大級の太陽光発電システムを導入しています。2007年にトレーラーが通過するゲート棟と洗車棟の屋上に合計1,200枚の太陽光パネルを設置、2010年度は約232千kWhを発電し、管理棟で使用する電力量の約50%を賄いました。また、(株)宇徳及び商船港運(株)は、それぞれ東京と神戸で運営するコンテナターミナルに従来比約40%の燃費改善効果のあるハイブリッドトランスファークレーンを導入しています。
PBCF等の環境関連商品の販売
商船三井テクノトレード(株)
同社は、環境関連商品*の販売に加え、船舶への補油業務等においても、環境保全を最重要要件として取り組んでいます。PBCF
の累計販売台数は、2010年度、1,900台に達しました。
(*)環境関連商品;
「PBCF」、「アイゼット照明」(省エネ照明)、「アドクリーンコート」・「ゼッフル」(室温上昇を抑える遮熱塗料)、「SANWAエアレーター」(排水処理に優れた散気装置)、「BY・FAR Z(バイ・ファーゼット)」(環境にやさしい油分散洗剤)
クルーズ船での環境負荷削減努力
商船三井客船(株)

客船「にっぽん丸」(2010年3月リニューアル)
同社が運航する客船「にっぽん丸」においては、運航面だけでなく客船特有の環境負荷の低減にも努めています。エコ商品の採用(トイレットペーパー、ランチボックス、コピー用紙等)、客室タオルの交換希望制、船内売店での紙袋・包装紙削減等、お客様の協力を頂きながら取り組んでいます。
循環型社会を見据えた空き缶リサイクル事業を推進
日下部建設(株)

缶プレスから製品化された、アルミペレット
同社は、金属リサイクル工場「トライアール神戸」において、2004年から資源リサイクル事業を営んでいます。回収された飲料用アルミ缶をペレット状に加工し、製鉄の際に使用する良質な脱酸剤として販売しています。工場の燃料もCO2排出量の少ない天然ガスを使用し、炉内から回収された可燃ガスも再循環させる等、環境に配慮した設計になっています。
