2006年05月31日
当社は中期経営計画"MOL STEP"で成長戦略の一つとして、資源・エネルギー輸送分野への積極的な投資に取り組んでいます。世界の鉄鋼原料輸送では、引き続き長期的な荷動き増加が見込まれるため、43隻の鉄鋼原料船を新造整備し、拡大する輸送需要に対応します。
竣工時期 | 2006年4月~2010年前半 | |
型別隻数 | 300型 (30万トン) | 5隻 |
230型 (23万トン) | 3隻 | |
200型 (20万トン) | 11隻 | |
170型 (17万トン) | 10隻 | |
110型 (11万トン) | 6隻 | |
80型 ( 8万トン) | 8隻 | |
合計 | 43隻 |
BRICsの経済成長に伴い、粗鋼生産量は中国を中心として世界的に拡大してきている。
今後は、中国の鉄鉱石輸入量の更なる増加をはじめとして、世界規模での鉄鋼原料輸送が活発化すると予想される。当社は世界一のケープサイズオペレーターとして、拡大する鉄鋼原料輸送へのあらゆる顧客ニーズに対応すべく、多様な船型を含む大規模な船隊整備を行う。
当社の鉄鋼原料輸送に携わる運航隻数は、2006年3月末時点でケープサイズ・パナマックス合わせて114隻。今回の船隊整備により、2009年度末までにケープサイズ110隻・パナマックス30隻の合計140隻の規模に拡大し、1年未満の短期・スポット傭船を加えると150隻程度の運航規模となる。
これにより世界の鉄鋼原料荷動き(約10億トン)で、15%のシェアを有することになる。