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第2回「商船三井キッズ・クルーズ」実施
- 海事思想普及を目的とした「にっぽん丸」への招待クルーズ -

2007年03月29日

3月27日から1泊2日の日程で、当社は客船「にっぽん丸」を舞台とする第2回「商船三井キッズ・クルーズ」を実施しました。「海洋国家日本の将来を担う子供たちに、船や海洋への関心を深めていただく」機会として昨年から始めたクルーズで、CSR・環境室メンバーと社員14名によるボランティア・スタッフが運営しました。今回は小学校高学年の児童とその保護者、153組を招きました。

10時、ドラの音を合図に子供たちが色とりどりのテープを大さん橋に向かって投げ、「商船三井キッズ・クルーズ」が開幕しました。2回目の開催となる今回は、港の風景を眺めたり、参加者同志が交流する自由時間を多めにしました。鉄の船が水に浮かぶ仕組みをわかり易く説明した「船の実験教室」やクイズ大会では、このクルーズで友達になった子供同志で一生懸命考える姿が見られました。また、昨年に引き続き、船が果たしている役割や海洋の大切さを横浜在住のイラストレーター柳原良平氏やにっぽん丸初代船長である澤山船長が講演し、子供達は真剣に聞き入りました。

参加した子供たちと保護者の皆さんから以下のご意見・ご感想が寄せられました。
・子供たち:「いい体験ができてよかった。」「とても楽しかった。また来たい。将来は船関係の仕事につきたい」「操舵室の見学では、丁寧な説明があって興味深かった」「はじめて大きな船に乗りました。海の上の学校のようでとてもよかった」など。

・保護者:「すばらしい企画。車社会で船を知らない子が多いのでとても興味深い」「子供の中でも何かが変化すると思います」「時間がゆっくり流れる感じがした。旅行に船というアイデアは今までなかったが、今後は積極的に乗船したい。」「子供と一緒に時間を過ごしながら旅行できたことが、何よりの収穫だった。」など。

【招待概要】
小学校4年~6年生の児童を対象に、船や海に関する作文、もしくは絵とともに応募を受け付けた。作文、絵とも最優秀作品各1点、優秀作品各4点の受賞者を優先して招待したうえ、全応募者から厳選なる抽選をもって案内した。
・応募総数 729点(作文315、絵414) ・ご招待数 153組(作文59、絵94)

【プログラム概要】
出発式、ロープワーク教室、ナプキン折り教室、船の実験教室、デッキスポーツ、操舵室見学、表彰式、船と絵の教室、海のクイズに挑戦、船の体操、手旗教室、終了式 など。