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新型作業用救命胴衣を導入

2007年10月26日

当社は安全運航強化策の一環として、救命胴衣メーカー興亜化工株式会社と共同で改良した新型の作業用救命胴衣を全運航船へ導入します。

この救命胴衣は機動性・装着性に優れており、かつ以下に示す性能面および保守面での改良を加えることにより、乗組員の安全をより一層確保できる仕様としました。

【名称】個人携帯型レーダー反射器付 膨脹式作業用救命衣

【新型救命胴衣特長】

  • 個人携帯型レーダー反射器を膨脹式救命胴衣に一体化
    外洋での転落漂流者の救助用で小型軽量かつ長期使用可能な「個人携帯型レーダー反射器」を、膨脹式救命胴衣へ収納し、一体化を図った。
    これにより、万一落水した場合の迅速な発見が可能になる。
  • 胴衣保護カバーおよび胴衣本体の反射材の性能アップ
    国際規則で定められている基準値の6倍以上の超高輝度反射性能をもつ米国製マイクロプリズム方式を採用。作業時及び落水時の安全性・視認性を向上した。
  • 分離式胴衣保護カバーを導入
    胴衣本体の損傷および変質等を防止する保護カバーに分離式を導入。損傷があった場合にも保護カバーのみ容易に取り外し交換できる仕様とした。
  • 胴衣保護カバー布強化
    保護カバーの表面耐摩耗性向上のために、材質をポリウレタンからナイロンへ変更した。