シンガポール海事港湾庁より「Crew Change Champion Award」を受賞

2020年11月06日

株式会社商船三井（社長：池田潤一郎、本社：東京都港区、以下「当社」）は、11月3日にシンガポール海事港湾庁（以下「MPA」）主催のオンラインイベント「Singapore Registry of Ships Forum 2020（註1）」において、新型コロナウイルスの感染防止策を十分に講じた上で船員交代を進めたことを表彰する「Crew Change Champion Award」を受賞しました。

新型コロナウイルスの影響により、各国において入国規制や移動の制限が行われ、船員の交代に影響が出ています。このような状況下、当社および当社の船員配乗グループ会社であるMagsaysay MOL Marine Inc.がMPAと協調の上、シンガポール入国前に船員の母国で感染防止策を実施して、安全性を十分に考慮しながら同国での船員交代を進めたことが評価されたものです。今後も主要な寄港地である同国において、引き続きMPAと協調しながら船員交代が継続的且つ安定的に実施できるよう努めます。

当社グループは、船員の新型コロナウイルス感染防止を最優先に考慮しながら適切な船員交代を実現し、安全かつ安定的な輸送を通じて経済活動の維持・拡大に貢献します。

(註1) Singapore Registry of Ship（以下「SRS」）は1966年に設立されたシンガポール籍の船舶登録機関で、現在はMPAの一部門となっています。年1回開催されるSRS Forumでは、SRSの活動に貢献した関係者が表彰されます。