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入社式社長挨拶
~ 「ヒト」の力を集結し、グローバルな挑戦を ~

2022年04月04日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井・当社」)は、4月1日付で、81名の新入社員(海上新卒採用17名、陸上新卒採用24名、陸上キャリア採用(契約社員から正社員への登用含む)40名)を迎えました。4月1日に実施した入社式における社長 橋本剛の挨拶を以下の通りお知らせします。

尚、新入社員を含めた従業員の新型コロナウイルスへの感染防止のため、出席者同士が一定の距離を確保した形で入社式を実施しました。


皆さん、入社おめでとうございます。これから一緒に仕事をしていくことを楽しみにしています。

商船三井は140年近い歴史がある会社ですが、近年大きく業態を変化させつつあります。遡ると、1980年代頃までは、戦後の復興需要や経済成長などに伴い、当社は日本を中心とした世界との輸送網を繋ぐ役割を果たしてきました。1990年代以降は日本の製造業の拠点が海外にシフトしていくなか、新たな拠点を中心とした国際輸送をサポートする形で当社も成長してきました。直近の10-15年間は、中国、東南アジア、更には北欧といった国々の企業がグローバルマーケットで競争力を高めており、当社は世界の顧客に対してもサービスを提供していく重要性が増しています。

それと同時に、当社の競争相手も日本や欧米の海運企業だけではなく、現在は中国、シンガポール、そして東南アジアの企業など多岐に渡ります。グローバルな環境で成長を遂げていくためには、価格競争だけではなく、技術力など他社との差別化が必要です。そのなかで、従来の輸送ビジネスを軸としながらも、海洋事業・不動産事業・環境事業など様々な社会インフラ事業を営んでいくべく舵を切っています。

国際的な成長マーケットでの競争のなかで、大事になるのは「ヒト」です。「ヒト」の力を最大化するために、ダイバーシティー&インクルージョンを念頭にし、性別・国籍・年齢を超え様々なタレントが化学反応を起こすような強いチームで世界との競争に挑んでいきたいと考えています。

皆さんには様々なチャレンジが待ち構えていると思いますが、ワクワクする環境に身を置き、様々な人と働くなかで、国際的なスキルを磨き成長してもらいたいと思います。商船三井の一員として、これから共に頑張っていきましょう。

入社式で挨拶をする社長 橋本
入社式の様子