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20,000TEU 世界最大級のコンテナ船

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船舶の大型化による輸送効率向上と低燃費化


コンテナ船“MOL Triumph”

世界初の20,000TEU 超のコンテナ船“MOL Triumph”(積載コンテナ数20,170TEU)は、アジア - 北欧州航路に投入され、当社が運航しています。

本船は、低摩擦船体塗装、高効率プロペラや船体推進付加物、船型最適化など各種最新の環境負荷低減技術をもって、現在当社が運航する14,000TEU型と比較して、1コンテナを輸送するに当たり排出するCO2排出量を25~30%削減することができます。

また、将来の排出規制強化を見据えて、主機関はLNG燃料船への換装対応可能な設計としています。

MOL Triumphは環境技術に加えて、実海域で船体に働く負荷を常時監視するHull Stress Monitoring Systemや、高速データ通信技術による船舶運航モニタリングシステムを搭載しています。船陸間のインターネットを介し、運航情報を本船と陸上オフィスで共有することで船の安全運航を実現します。

技術面の取り組み

船型最適化 低摩擦船底塗料
補機類 発電機 高効率プロペラ 船体推進付加物 Full Spade twisted rudder LNGへの燃料転換に対応 SOxスクラバーレトロフィット対応 排ガスバイパス(EGB)による低負荷チューニング PMI auto tuning バラスト水処理装置
CG提供:サムスン重工業(株)

① 補機類

居住区空調システム・冷却海水ポンプ・機関室通風ファンにインバータ制御を採用。大容量ファン・モーターの回転数を適切に制御することで、消費電力を最低限度に抑え、燃料消費の無駄を抑えます。

② 発電機

4台中2台の発電機に排ガスエコノマイザを装備しています。発電機の排気ガスのエネルギーを回収し、燃費向上に寄与します。

③ 高効率プロペラ

翼端に角度を設けることで、約1%のプロペラ効率が上昇します。

④ 船体推進付加物

(SAVER STATOR)

プロペラ前方の船体没水部に整流FINを装備。プロペラに流入する水流を最適化することにより、1.5~2%の燃節効果を見込んでいます。

⑤ Full Spade twisted rudder

(with Rudder bulb)

プロペラ後流の渦エネルギーを回収するために、前縁部を左右にツイストさせ、中央前方に丸みを帯びた形状の構造物である「バルブ」を配置した舵を採用。また、吊り舵方式とすることで、操縦性が向上し、プロペラキャビテーションによる舵へのダメージを軽減します。

⑥ LNGへの燃料転換に対応

環境規制の一つである、SOx規制に対応するための措置として、LNG燃料に転換するための機器配置検討とスペースの確保を行っています。

⑦ SOxスクラバーレトロフィット対応

LNG燃料転換への対応だけでなく、今後の燃料供給状況に対して柔軟に対応するため、SOxスクラバーのレトロフィットを容易にできるよう考慮した設計としています。

⑧ 排ガスバイパス(EGB)による低負荷チューニング

低負荷域での運航を重視したLLT(ローロードチューニング)と呼ばれるもので、低負荷域で良い燃費率を実現させるシステムです。

⑨ PMI auto tuning

エンジンシリンダーの筒内圧力を監視し、燃料の噴射タイミングを自動で調整することで、筒内最高圧力を最適にする装置です。筒内圧力を適正に調整することで、燃焼を最適にし、燃費が改善されます。

⑩ 船型最適化

船首尾船型および船首バルブ形状の最適化により4.5%の燃節効果を見込んでいます。

⑪ 低摩擦船底塗料

船体没水部の表面に摩擦抵抗の少ない新型塗料を塗布することにより、推進抵抗が減少し、燃節効果が期待されます。

⑫ バラスト水処理装置

バラスト水管理条約発効を見据え、バラスト水処理装置を搭載。

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