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生物多様性保全

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安全・環境・社会報告書

当社グループが生物多様性に与える影響として、

  • 船舶のバラスト水、船体付着物および、コンテナ付着物による外来種の越境移動
  • 船底防汚塗料による生態系への影響
  • 沿岸・海岸建設物による生態系への影響
  • オフィスで使用する紙・文房具などによる生態系への影響

が考えられます。船舶について、生物多様性への影響を小さくするための技術の開発・導入に努める一方、沿岸・海岸建設物にあたっては、プロジェクトパートナーとともに影響評価を実施しています。またオフィスにおいてはグリーン調達やリサイクルを徹底しているほか、生物多様性保全や自然保護に対する社員の意識を高めるため、社内コミュニケーションツールを活用した啓発活動や自然保護活動に取り組んでいます。

生物多様性宣言推進パートナーズに参加

当社は「日本経団連生物多様性宣言」の趣旨に賛同し、これを実践していくことを内外に示すために、同宣言推進パートナーズに参加しています。

日本経団連生物多様性宣言(要約)

  • 自然の恵みに感謝し、自然循環と事業活動との調和を志す
  • 生物多様性の危機に対してグローバルな視点を持ち行動する
  • 生物多様性に資する行動に自発的かつ着実に取り組む
  • 資源循環型経営を推進する
  • 生物多様性に学ぶ産業、暮らし、文化の創造を目指す
  • 国内外の関係組織との連携、協力に努める
  • 生物多様性を育む社会づくりに向け率先して行動する

バラスト水問題

貨物の積荷役に合わせて行うバラスト水の排出は、海洋生物を越境移動させ、海洋生態系に対して影響を与えるおそれがあります。国際海事機関(IMO)では2004年に「バラスト水管理条約」が採択され、2017年9月に条約が発効しました。

バラスト水を通した水生生物等の移動

バラスト水規制への対策

貨物の積荷役にあわせて行うバラスト水の排出は、海洋生物を越境移動させ、海洋生態系に対して影響を与えるおそれがあるため、IMOで2004年に「バラスト水管理条約」が採択され、発効に向けて批准が進んでいます。当社はメーカーなどと協力の上、バラスト水処理装置を開発しました。また、2014年度には、条約発効に先行してバラスト水処理装置を搭載する全社方針を決定し、先行搭載対象船の選定および搭載準備を推進することとしました。2017年6月現在で新造船、既存船合計87隻に対し、装置搭載を完了しています。搭載船では、実際に装置を運用し、装置の運用の知見の蓄積に努めています。


本研究開発は、三菱重工業(株)、(一般財団法人)日本海事協会との共同研究体制により 研究を実施しました。

バラスト水処理装置

バラスト水処理装置をコンテナ内に収納してコンテナ船のホールド(船倉)に設置する技術を開発、その基本設計について、国内で初めて(一財)日本海事協会から基本承認を取得しました。限られた空間を有効に使い、メンテナンスを施しやすいように配慮された設計で、機関室に設置する場合に比べ7日程度の工期短縮を見込みます。
当社のコンテナ船に搭載し、実証運用を行っています。

バラスト排出水の検査装置

(株)サタケとMOLエンジニアリング(株)は、バラスト水中のLサイズ生物(最小径50μm以上)を測定するための可搬型濃縮装置を共同開発しました。本装置および(株)サタケが設計・開発したバラスト水生物検査装置は、本船に持ち運ぶことを考慮した設計・サイズとなっています。

船体付着物について

船底ペイントの汚損などにより海洋生物が船体に付着し、越境移動することが問題になっています。これを防ぐためのガイドラインがIMOにて議論されており、当社も業界団体を通じて実用性などの観点から意見を述べ、国際的な指針づくりに貢献しています。

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