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社長メッセージ

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個人投資家の皆様へ
代表取締役社長 池田 潤一郎

株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様には、日頃より当社事業活動にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

2017年度は堅調な世界経済に支えられ、貿易の伸びが回復した1年でした。一方で、北朝鮮問題や抬頭する保護主義の動きをはじめとして、私たちを取り巻く環境は不安定さを増しており、とりわけ安全運航をベースとした海運をなりわいとしている当社にとっても常に緊張を強いられた年でした。海運市況は一部回復基調となっているものの、全体としては勢いが鈍く、本格的回復には今少し時間を要する状況です。しかしながら当社は、近年推進してきた構造改革に加えて、地道な運航効率の改善や前線の営業努力により、2017年度経常利益は期初計画を上回って落着しています。海運市況低迷下においても安定的に利益を上げられる体質となりました。大変遺憾ながら、コンテナ船事業の統合に関連した特別損失の計上により当期純損益については赤字となりましたが、今後に向けての当社の業績回復への道筋が明確となったことを考慮し、2017年度期末配当は期初予定通りの実施としました。

2018年4月、そのコンテナ船事業統合会社Ocean Network Express(ONE)がサービスを開始しました。邦船3社の事業を引き継ぐ唯一無二の国際コンテナ船運航会社として、グローバルに質の高いサービスを提供していくとともに、統合によるシナジーを早期に結実させ、当社の企業価値向上に貢献するものと確信しています。2018年度は当社単体におけるコンテナ船事業撤収コストが残りますが、中期的には当社損益改善の主たる原動力となります。

また、当社の強みとなっているLNG船・海洋事業、ケミカル船、フェリーといった事業セグメントについては今後更に充実・拡大を図っていきます。2017年4月に発表した「ローリングプラン2017」を発展させた「ローリングプラン2018」においてもこれら事業への経営リソース重点配分を継続すると同時に、船隊のコスト競争力を強化していきます。

当社は創業以来130年余にわたり、時代の要請とお客様のニーズを先取りし、時に様々な困難を克服しながら、世界最大級の総合海運企業に成長して来ました。上に挙げたLNG船、ケミカル船、フェリーやコンテナ船だけでなく、世界最大規模のドライバルク、原油タンカー、自動車船隊を有しています。各部門の得意分野を更に強化していくことで、長期ビジョンに謳っております「強くしなやかな」商船三井の総合力を発揮し、ステークホルダーの皆様の信頼に応えるよう努力してまいります。

引き続きご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

(2018年4月27日)

代表取締役社長
池田 潤一郎

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