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自動車運搬船"COUGAR ACE"海難事故の件(NO.7)

2006年08月03日

USCG(米国沿岸警備隊)、アラスカ州環境保護局、商船三井の3者を構成メンバーとするUnified Command(合同対策本部は、"COUGAR ACE"(クーガー エース:7月24日にアリューシャン列島南方海上で船体が大きく傾いたため航行不能に陥った、当社運航の自動車運搬船)の船体姿勢の立て直しと曳航に向け、様々な方策を検討しています。

現地時間8月2日現在、現場海域の気象は悪化し、南寄りの風とウネリが強まりました。風浪の影響を軽減し船体の動揺を抑えるため、タグボートを使って本船の船尾を風下に向けて微速力で曳航し、姿勢を制御しています。この間、船上での調査活動、作業は一時休止しています。安全確保を第一に、天候の回復を見ながら、貨物・船体の救助作業を進める所存です。