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エネルギー/環境マネジメントシステムに関する国際認証を同時取得
~日本海事協会にとって初のISO50001認証登録を受ける~

2014年07月30日

株式会社商船三井(社長:武藤 光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)グループにて、船舶管理事業の中核をなすエム・オー・エル・シップマネージメント株式会社(社長:古川 和則、本社:東京都港区、以下「MOLSHIP社」)は、一般財団法人日本海事協会(会長:上田 徳、本部:東京都千代田区、以下「NK」)より、エネルギーマネジメントシステム(ISO50001 (*1))、ならびに環境マネジメントシステム(ISO14001(*2))の認証を取得しました。7月29日に証書授与式がNK本部にて行われ、NK冨士原康一副会長から、MOLSHIP社長の古川和則に証書が授与されました。

本認証は、陸上事務所を含めたドライバルク船、自動車船などの貨物船の船舶管理業務を対象にしたもので、MOLSHIP社は、NKによる初のISO50001の認証を今回取得しました。

MOLSHIP社はこれまで船舶管理を通じて、世界初の新造ハイブリッド新造船「EMERALD ACE」に代表される商船三井のコンセプト船「ISHINシリーズ」を含めた船舶のエネルギー効率の改善、船舶管理事業を通じた海洋汚染の防止等に努め、体系的にマネジメントシステムとして確立するよう取り組んできました。今回の認証取得によって、これまでの取り組みが国際規格に適合していることが認められました。

商船三井グループでは、今後とも環境にやさしい海上輸送サービスの一翼を担うべく、船舶管理サービスの品質向上に取り組んでいきます。

(*1) ISO50001:2011年6月に制定されたエネルギーの管理に関する国際規格。ISO14001での要求事項を基礎とし、エネルギー使用、及びその効率を可視化することで業務の改革を促し、省エネ等のエネルギーパフォーマンスの改善を実現する。

(*2) ISO14001:PDCAシステムを基本的な構造とし、持続可能性の考えのもと、環境リスクの低減、及び環境への貢献と経営の両立を目指す国際規格。


(左)日本海事協会 冨士原康一副会長
(右)MOLSHIP社長 古川和則


航行中のハイブリッド自動車船
「EMERALD ACE」