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自動車船内固縛用ラッシングベルトのリサイクルスキームを構築
~海運業界初、資源リサイクルと障がい者就労支援を実現するプロジェクトを開始~

2015年02月20日

株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、自動車船で使用済みとなった車両固縛資材「ラッシングベルト」のリサイクルスキームを独自に考案し、新しく導入しました。このスキームは、リサイクルによる資源の有効利用に加え、障がい者就労支援を実現するもので、業界初の試みとなります。

従来、耐用年数を経過して不要となった中古ラッシングベルトは、産業廃棄物として処理されていました。一定量のリサイクル可能な材料が廃棄されていることから、これらを大分県内のリサイクル業者に集約、同県内でリサイクルすることとしました。(*)
さらに、本プロジェクトでは、リサイクルの過程で必要な解体作業を県内の障がい者就労支援NPOへ委託することにより、障がい者就労支援を通じた社会貢献活動にも取り組んでいます。

商船三井は、今後も社会とともに持続的に成長することを目指す企業として、社会貢献活動に取り組んでいきます。

*ラッシングベルトは、プラスティック部分と金具部分に分類され、プラスティック部分は二次燃料に加工、金具部分は鉄屑として、再利用に繋げるリサイクルシステムです。

使用済み自動車船用ラッシングベルトリサイクルプロジェクト

使用済み自動車船用ラッシングベルトリサイクルプロジェクト