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入社式社長挨拶 ~より「強くしなやかな商船三井グループ」を目指して~

2016年04月01日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区)は、4月1日付で40名(海上新卒採用14名、陸上新卒採用26名)の新入社員を迎えました。入社式における社長 池田潤一郎の挨拶を下記のとおりお知らせします。

皆さん、入社おめでとうございます。世界を相手に事業を展開する商船三井に自ら決意を持って入社する皆さんを歓迎します。海運業界を取り巻く環境は大きく変化しており、従来に増して我々が長期ビジョンに掲げる「強くしなやかな商船三井グループ」の実現が求められています。

  • 信頼し、信頼される関係を築く
    商船三井の未来を担う人材像は「MOL CHART」に凝縮されています。中でも「Reliability」を大切にして欲しい。困難な課題であってもお客様のために最善を尽くす。コンプライアンスに則り正道を歩み、安全、安定輸送を確実に提供することでお客様からの「信頼のクレジット」を積み重ねてください。また、良い仕事をするためには社内関係者を信頼することも、信頼されることと同様に大切です。
  • 困難から逃げない
    海運企業で働く醍醐味は世界経済の環境変化のダイナミズムの中に身を投じることができる点です。世界経済の大波に翻弄されることもあるでしょう。困難を悲観するのではなく、自分の意識を解決策を見出すことにシフトし、それを楽しむポジティブな思考を期待します。解決策を得る際の基本は現場主義です。現場には常にヒントがあります。船に足を運び、船をもっともっと好きになってください。
  • 真のグローバル企業に向けて
    我々が真のグローバル企業になっているのか、意識的に問いかける姿勢を持ってほしい。商船三井グループの総合力を発揮し、グローバルなひとつのチームとして世界中のお客様の信頼を積み重ねていきましょう。先般、当社は構造改革に着手することを決定しました。今回の構造改革は、グローバル競争で勝ち抜くための土台を再構築する能動的で前向きなものです。新入社員の皆さんも時代の変化に適応し、世界中のお客様の物流ニーズに応え、国際社会に貢献すべく全力で取り組んでほしい。

海運業は差別化の難しい産業です。したがって、最後に差をつけるのは社員それぞれの人間力です。商船三井グループは、皆さんの夢・希望・大きな志を実現し、人生を託すにふさわしい舞台であると確信しています。世界中で、物流のビジネスパートナーといえば商船三井が真っ先に思い浮かぶ存在になる。そして事業規模や利益面でもナンバーワンの総合海運企業を目指して、共に進んでいきましょう。