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環境省主催 第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で特別賞を受賞

2024年02月20日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、環境省が主催する第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」環境サステナブル企業部門(註)において、特別賞を受賞しました。

「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、環境省により2019年度に創設された表彰制度で、環境サステナブル経営やESG金融に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的な取組を表彰し、取組内容を広く社会に共有することで、環境サステナブル経営やESG金融の普及・拡大につなげることを目的としています。

表彰式の様子
(当社チーフ・エンバイロメント・サステナビリティ・オフィサー 渡邉執行役員)

環境サステナブル企業部門は、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値向上につなげつつ、環境への正の効果を生み出している企業を表彰するものです。「特別賞」は、その中で特にキラリと光る優れた取組を行った企業が選定されます。今回、金賞(6社)、銀賞(12社)、銅賞(14社)、特別賞(6社)がそれぞれ選定されました。海運企業における「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の受賞は今回が初めてとなります。

【環境サステナブル企業部門「特別賞」受賞理由】
風力エネルギーを直接船舶の推進力に変える「ウインドチャレンジャー」の取組は、クリーンエネルギー輸送船等への搭載など応用先も広く、多様な業種のスコープ3排出量の削減への貢献も考えられ、業界やステークホルダーへのインパクトの面から期待される。また、風力活用の見通しがロードマップや投資計画の中に示され、KPIが設定されている点も評価された。今後同社ならではのさらなる特徴的な取組の進展を期待したい。(審査事務局発表の受賞理由より抜粋)

当社グループでは、事業活動を通じて優先的に取り組むべき社会課題として5つのサステナビリティ課題(マテリアリティ)を特定し、サステナビリティ計画「MOL Sustainability Plan」に基づき、環境をはじめとする課題解決に向けた取組を推進しています。経営計画「BLUE ACTION 2035」において、環境戦略を主要戦略の1つに位置づけており、更に「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」を従来の「同2.1」からアップデートし、中間マイルストーンの整備や排出削減経路の具体化などを盛り込んだ上で発表しています。このような取組が、評価され今回の受賞に繋がったと理解しています。

当社グループは、グループ企業理念「青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらきます」のもと、経済的価値のみならず社会的価値を高めていくことで、全てのステークホルダーに新たな価値を届け、グローバルに成長する強くしなやかな企業グループを目指します。

(註)「ESGファイナンス・アワード」環境サステナブル企業部門)については、以下をご参照ください。
第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」受賞者の決定について | 報道発表資料 | 環境省 (env.go.jp)

―当社グループの「サステナビリティ経営」については、以下サイトをご参照ください。
サステナビリティ | 商船三井 (mol.co.jp)


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。 本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」にあたる取り組みです。