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シンガポール初のメンブレン型LNG燃料供給船「Brassavola」大型LNG燃料バルカーへのLNGバンカリングを実施

2024年02月20日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)が保有し、Pavilion Energyの100%子会社であるPavilion LNG Bunker I Pte. Ltd. (読み:パビリオンエルエヌジーバンカーワン、本社:シンガポール) に用船しているLNG 燃料供給船「Brassavola(読み:ブラッサボラ)」(以下、「本船」)(註1)が、2月16日にシンガポール港で大型LNG燃料バルカーへ竣工後初となるLNGバンカリングを実施しました。

(写真提供者:Pavilion Energy Singapore)

本年1月にシンガポールのSeatrium Limited(旧社名:Sembcorp Maritime Ltd.)で竣工した本船は、最先端技術・環境性能を搭載したシンガポール初のメンブレン型のLNG燃料供給船です。重油に比べCO2を25%~30%削減でき、SOx(硫黄酸化物)およびNOx(窒素酸化物)を大幅に削減出来るLNGを燃料とする船舶への関心が高まる中、LNG燃料供給船はその普及を促進するものです。

当社グループは本船を含む3隻のLNG燃料供給船を保有しており、それぞれ世界の主要補油拠点において低炭素燃料であるLNG燃料を供給しています。

これからも当社グループは、LNGをはじめとする環境負荷の少ない燃料普及のインフラ整備に積極的に取り組み、お客様や社会の環境負荷低減のニーズに応えて参ります。

(註1) 2022年10月5日付プレスリリース「シンガポール最大の新造LNG燃料供給船を“Brassavola”と命名」をご参照下さい。


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Enviroment-海洋・地球環境の保全」にあたる取り組みです。