2023年12月21日
商船三井グループのダイビル株式会社(社長:丸山 卓、本社:大阪市北区、以下「ダイビル」)は、この度「虎の門三井ビルディング」の信託受益権を取得し、取得後のビル名称を新たに「虎ノ門ダイビルイースト」としました。
本物件は、近年周辺域において大規模再開発が進み、東京ビジネスエリアにおけるプレゼンスが向上している虎ノ門エリアの大型オフィスビルです。ダイビルが所有し、商船三井グループの本社機能がある「商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビルウエスト、1979年竣工)」とあわせて敷地面積7,901m2となり、同一街区に位置していることから、将来は主要幹線道路(外堀通り・新虎通り)に面した街区一体での再開発も視野に入れています。
商船三井グループの新経営計画「BLUE ACTION 2035」で、ポートフォリオ戦略を成長戦略の一つとしてかかげ、海運市況が軟調な時でも黒字を維持できる、事業ポートフォリオ変革を進めています。不動産事業を非海運型・安定収益型事業の一つとして位置づけて国内外で事業拡充を図っておりますが、国内では本件をはじめ東京、大阪、札幌の主要都市を中心に開発をすすめてまいります。
■ダイビルの直近の国内取り組み
2022年10月25日付 ダイビルが「大手町ファーストスクエア」の一部持分(信託受益権)の取得
2023年3月27日付 ダイビルが「大手門タワー・ENEOSビル」の一部持分(信託受益権)を取得
2023年10月6日付 札幌ダイビル再開発プロジェクト計画を発表
■取得資産概要
名称 | 虎ノ門ダイビルイースト[注1](旧名称:虎の門三井ビルディング) |
所在地 | 東京都千代田区霞が関三丁目8番1号 |
取得先 | 三井不動産株式会社 |
敷地面積 | 7,901m2(2,390坪)[注2] |
延床面積 | 23,606m2(7,141坪) |
竣工 | 1972年9月 |
階数 | 地上17階・地下2階 |
用途 | 事務所・店舗 |
取得日 | 2023年12月21日 |
[注1]当社取得後のビル名称
[注2]商船三井ビルディングと一体敷地(取得対象は上記のうち共有持分の3,249m2(983坪)相当)
■所在地
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」にあたる取り組みです。