船の豆知識

船の大きさってどれくらい?
どんな燃料で進んでいるの?
知っているようで意外と知らない
船の豆知識をご紹介します。

船の豆知識

船の燃料歴史未来

船を用いる海運は古来より続いてきた歴史ある輸送手段のひとつです。近代化に伴い燃料を見直すことで輸送能力の向上が図られてきましたが、現代では環境負荷低減に向けた取り組みが加速しています。ここでは燃料の変遷を見ていきましょう。

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帆船
秀吉丸
秀吉丸
畿内丸
畿内丸

いま再び風の力で地球の未来に挑む

ウインドチャレンジャー

ウインドチャレンジャー

ウインドチャレンジャー

「ウインドチャレンジャー」は、帆を利用し、再生可能エネルギーである風力を船の推進力に活用します。帆の設置により、風力を直接推進力としてプラスすることで、スピードを変えることなく、化石燃料の使用量を抑えることができます。帆の設置、つまり、かつての帆船の技術を、現代の最新技術により最大進化させ有効活用することで、大型貨物船の燃料消費を抑え、GHG排出量を大幅に削減します。

ウインドハンター

ウインドハンター

ウインドハンター

「ウインドハンタープロジェクト」とは、「ウインドチャレンジャープロジェクト」で活用される洋上風エネルギーを用いた帆の技術と、風エネルギーで造った水素による安定エネルギー活用技術を組み合わせた事業です。本プロジェクトの推進により、ゼロエミッション船の運航や陸上消費向けの水素供給を検討しており、脱炭素・水素社会の実現に貢献することを目指しています。

船の大きさってどれくらい?

「大型商船」と呼ばれる船の大きさは、東京タワーや東京駅と同じくらいの長さです。
また、船の一番底からファンネルの先端までは約65mで、18階建てビルに相当します。

船の大きさ船の大きさ

何人の乗組員で動かしているの?

ここまで見てきたように、巨大で大量の貨物を輸送する商船ですが、実際に運航を行う乗組員は約20人~25人。
船の上ではどのような仕事をしているのかをご紹介します。

全部で25人

※ 船の種類や契約形態によって乗組員の数は異なるものの20~30人程度が主流となっている

甲板部

巨大な船舶を巧みに操り安全に荷物を届ける

甲板部

航海士(一等〜三等)、甲板手など

主な業務

操船・航海当直/航海計画/貨物管理/船体整備/船外との通信

航海士の1日
8:00 航海当直
8:00 航海当直
20:00 航海当直
20:00 航海当直
機関部

巨大なエンジンを操り良好な運航を維持する

機関部

機関士(一等〜三等)、操機手など

主な業務

操船・航海当直/航海計画/貨物管理/船体整備/船外との通信

機関士の1日
9:00 整備作業
9:00 整備作業
13:00 整備作業
13:00 整備作業
事務部

乗組員の生活を支える

事務部

事務部員ー司厨手

主な業務

乗組員の食事作り

食事例
調理風景
食事の様子