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ここ数年、仲の良い友人同士での女子旅が人気ですが、それにフェリーの船旅を組み込んでみるのはいかがでしょう。最近、新造船が次々と投入されている「いまどき」のフェリーを利用すれば、美味しいものを食べて、お風呂に入って、個室で夜遅くまでおしゃべりも楽しめます。さらに、船の上からの絶景写真はインスタ映え間違いなし!そんなフェリーを使った女子旅の魅力を2回に分けてお届けしましょう。関東~北海道、関西~九州間の女子旅を彩るなら、「さんふらわあ」のフェリー旅でGO!
レストランで九州・北海道のご当地グルメを楽しもう!
女子旅に欠かせないのはやはりグルメですね!大洗―苫小牧の深夜便を除く各航路の「さんふらわあ」には船内レストランがあり、九州や北海道のご当地グルメも提供されています。
大阪―別府、神戸―大分、大阪―志布志航路の「さんふらわあ」では、夕食はバイキング。大分や鹿児島をはじめとした九州の名物料理を好きなだけ楽しむことができます。
たとえば、とり天などの郷土料理のほか、さつま黒豚や近海で獲れた旬の新鮮な魚を使ったアレンジメニューなど。
大阪―志布志航路ならデザートに鹿児島の名物・白くまのコーヒーアイス版・黒くまなどが登場することもあります。
大洗―苫小牧航路の夕方便は4種類のメイン料理から一つを選び、サラダ・ライス・パン・デザート・ソフトドリンクバーが付きます。こちらの写真はメイン料理の例が各種並んでいます。
以下は2019年冬のメニューの一例ですが「さんふらわあ ふらの」でのメインは「本日の調理長おすすめディナーセット」、「余市豚の船内手打ちロースかつ洋食屋風」、「ふらの牛を使ったビーフシチューさんふらわあ風」、「和食膳(さんふらわあ さっぽろ特製松花堂風)」の4種類。北海道の素材を使ったものが多いのが特徴で、肉料理、和食などお好みに合わせて選ぶこともできます。
写真は2019年1月の「本日の調理長おすすめディナーセット」で用意されていた「うな重」です。けっこう豪華なメニューですよね。
この時期、同じ夕方便でも「さんふらわあ さっぽろ」では肉料理が「余市豚の冷製しゃぶしゃぶ季節の野菜添え」と「ふらの牛ハンバーグステーキさんふらわあ特製ソース」と異なっていました。往復利用の際は船を変えてみるのもいいかもしれませんね。
お料理の内容は時期により変わるので、季節ごとに利用しても楽しむことができますよ。
そして、人気メニューがさんふらわあ名物のオリジナルカレー。
ちなみにさんふらわあオリジナルカレーのレトルトタイプがショップで販売されています。お土産にぜひどうぞ!
※2020年10月現在、新型コロナウイルス感染防止対策として、各船レストランでのバイキング形式のお食事提供を休止しています。また、レストラン内でのソーシャルディスタンスの確保のため、利用できる席数に制限が設けられています。皆さまのご協力をお願いします。
船上で乾杯!オリジナルワイン&充実ドリンクと
ご当地おつまみでカジュアルクルーズを!
お風呂と食事で満たされた後は、お部屋で乾杯!という方も多いと思います。重たい思いをして持ち込まなくても、ショップではさんふらわあオリジナルのワインをはじめ、アルコール類が充実しています。航路ごとに九州や北海道の地酒なども選べますよ。他人と密になることなく、ガールズトークを楽しめます!
おつまみも普段見慣れない各地の味が。甘党の方にはお菓子も大充実!アイスクリームも豊富なラインナップですので、シメにアイスクリームもいいかもしれません。
忘れ物しても大丈夫!ショップでは日用品の品揃えも充実しています
コンビニ並みとはいかないまでも、ショップでは使い切り化粧水、衛生品や日用品なども扱っています。
いつもの女子旅メンバーの中に「うっかりさん」がいても大丈夫!港を出てからでもたいていのことは何とかなります!
女子に嬉しい!クルマで乗船なら1泊分の荷物を部屋に持ち込むだけ!
マイカーやレンタカーでのフェリー旅の良いところは電車や飛行機のように重たい荷物を持ち運ばなくて良いことです。観光地を回る際に荷物をコインロッカーなどに預けなくてもOK!帰りにお土産が増えることも気になりませんよね。そして船内客室に入る際には1泊分の荷物だけ小分けにしておけば楽々です!
ちなみに、乗船時に安全上車両甲板へ入れるのはドライバーだけですが、下船時はみんなで乗り込むことができるので、目的地に向けてスマートにスタートが切れます。
クルマがなくてもアクセス良好!
マイカー旅では無い徒歩乗船の方も楽チンに港までアクセスすることができるのも「さんふらわあ」での女子旅をおすすめする理由。
志布志や別府に向かう大阪南港はニュートラムの「トレードセンター前駅」から直結と抜群のアクセスを誇ります。また志布志から鹿児島市内へは高速シャトルバス「さんふらわあライナー」が乗船客なら無料で利用可能!六甲アイランドにある神戸港もJR住吉、阪急御影、阪神御影の各駅から連絡バスが出ています。
現地からクルマを利用したい方は、各港の総合案内所にてレンタカー手続きができます。
一方、大洗港発着の「さんふらわあ」も夕方便であれば東京駅八重洲口とのアクセスが高速バス「みと号」の延伸運行により、便利になりました。乗船する方は14時20分東京駅発、下船される方は15時大洗港発となります。片道大人2280円、東京駅まで乗り換えなしの便利さはまさに女子旅向けです。苫小牧西港からも苫小牧駅や札幌駅へのバスがあります。札幌はもちろん、小樽、旭川、富良野へは札幌からの高速バスがセットになったお得な連絡きっぷもあるので、ぜひ活用を!
※2020年10月現在、新型コロナウイルスの影響により、東京駅~大洗フェリーターミナル間の直通バスが運休しています。
また、各バス路線が特別ダイヤでの運行となっている場合がありますので、最新の情報は各バス会社のHPなどででご確認ください。
見たことがない景色がいっぱい!フェリー de 女子旅 インスタ 映えスポットを探しましょう!
女子旅の模様はSNSでみんなに自慢、いやお知らせしたいものですよね!船上からの絶景写真の投稿は、目立つこと間違いなしです。
ここまで紹介した船内設備や料理などの写真からも「最近のフェリーはすごい!」と感じていただけると思いますが、まだまだインスタ映えスポットはたくさんあります。最後に「カジュアルクルーズ さんふらわあ」編集部が取材の合間に撮影した写真をいくつか掲載しますので、みなさんのヒントというか素材としてお役立てください!
まずは苫小牧入港前の風景。北の大地にこれから上陸!感を出したつもりです。
同じく苫小牧入港前、100mm程度の望遠レンズを使って樽前山を撮ってみました。
角度を変えて船ならではの設備はどうでしょう?これはレーダーです。
レーダーには萌えない方には神戸―大分航路の「さんふらわあ ごーるど」のデッキで見つけたこのランプはいかがでしょう。
こちらは出港前の「さんふらわあ」と大洗タワー。なんとなく秘密基地風ではないでしょうか?
こちらは苫小牧に向かう「さんふらわあ ふらの」からの日の出です。日の出写真はポイントが高いはずです!ちなみに編集部の中の人は朝寝坊が多いので、これはライターの五十嵐裕樹さんに撮影してもらいました。
続いて、こちらは志布志入港直前の「さんふらわあ さつま」の船尾から眺める航跡です。飛行機雲の助けもあって、どこか哀愁を感じませんか?失恋旅の方には特におすすめです!?
「さんふらわあ」にはパブリックスペースや客室に昔ながらの丸窓があります。こちらの開運旅の達人・磯部敏弘さんが撮影した写真のようにご活用ください。
関西―九州を結ぶ各航路では船長さんの格好をして記念写真を撮ることができます。SNSで見かけることの多くなってきた人気アイテムです。
さらにベタな写真を狙いたい方は大阪南港のこちらをどうぞ!
大阪南港の志布志行きターミナルの建物と船体のさんふらわあマークをうまく重ねてみる手もあります(写真のは少しずれていますね)。
さんふらわあマークもうれしいのですが、編集部としてはオレンジ色のファンネル(煙突)も商船三井グループの船の証ですので、こちらもSNSに上げていただけると幸いです(笑)。
女子旅ならフェリーのすすめ、いかがだったでしょうか。まだまだ知られていない新鮮なフェリーの旅、「さんふらわあ」での旅。次の女子旅の候補にぜひよろしくお願いいたします!
桑野 将二郎/ライター
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