HOME事業案内 > 技術開発

技術開発

English

事業案内
ドライバルク船サービス
油送船サービス
LNG船サービス
海洋事業サービス
自動車船サービス
コンテナ船サービス
ターミナル・サービス
ロジスティクス・サービス
客船サービス
フェリー・内航サービス
関連事業サービス
技術開発

環境保全に向けて、高度な輸送技術を追求

商船三井は、2009年に発表した「船舶維新プロジェクト」に次ぐ新たな技術開発プロジェクトとして、2016年に「船舶維新NEXT~MOL SMART SHIP PROJECT~」を発足させました。多様化するニーズと最新技術を収集し、“高度安全運航支援技術”と“環境負荷低減技術”を軸とした技術開発を進めています。具体的な効果検証を行うことで、“安全運航”と“環境負荷低減”の技術を進化させ、営業力の強化と、企業価値の向上に繋げています。

ウィンドチャレンジャー計画で得た知見を未来へ

ウィンドチャレンジャー計画は、巨大な伸縮可能な硬翼帆を大型貨物船に搭載して最大50%の省エネをめざず産学共同研究プロジェクトです。
2009年10月に東京大学を中心に発足し、商船三井、(一財)日本海事協会、造船会社など13団体が参加し、複合材料を使用した大面積硬翼帆の開発のほか、開発対象船型の要目検討、流体解析手法、ウェザールーティング手法の開発を行いました。現在当社は、主体者として本プロジェクトの実現に向けて取り組んでいます。

LNG燃料タグボートを建造 ~大阪湾で初のLNG燃料船~

商船三井はLNG燃料タグボートの建造を進めています。現在、船舶の多くは重油を燃料とするディーゼルエンジンを搭載していますが、LNG(液化天然ガス)を燃料とすることにより、エンジンから出る排ガス中の二酸化炭素(CO2)、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)などを削減し、環境負荷を下げることができます。
ヤンマー(株)からLNG燃料エンジンの供給を受け、金川造船(株)で建造します。高性能Dual Fuelエンジンにより高速航行と優れた環境性能をともに実現し、LNG燃料タグボートとしては初めて、大阪湾および瀬戸内海を航行する大型貨物船などのエスコート業務にも対応できる仕様となります。2019年4月に大阪湾に配備され、大阪ガス(株)からLNG燃料の供給を受けて商船三井グループの日本栄船(株)が運航する予定です。
本船の開発・運航を通して得られる知見を他のLNG燃料船の開発にも活用し、LNG燃料船の普及に積極的に取り組んでいきます。


LNG燃料タグボート(イメージ図)

プロペラ効率改善装置「新型PBCF」~省エネ効果のさらなる向上で、高まる環境保全ニーズに対応~


従来型PBCF(赤丸)


新型PBCF

プロペラ装着型効率改善装置PBCF(Propeller Boss Cap Fins)は、すでに全世界で3,100隻を超える船舶に採用されていますが、商船三井、(株)三井造船昭島研究所、商船三井テクノトレード(株)は共同で、省エネ効果をさらに向上させた新型PBCFを開発しました。フィンの形状や高さなどを改良することでプロペラ推力増加とトルク軽減を図り、未搭載船と比較して5%前後の効率アップを実現し、特許も世界各国で取得しています。
また、PBCFはプロペラのキャビテーション(水中で気泡が発生・消滅していく現象)を減らすことにより、水中騒音を特定の周波数域で3~6デシベル低減させる効果も確認されています。クジラをはじめとする海中哺乳類の生態への影響を軽減させる技術としてバンクーバー港(カナダ)が実施する環境プログラム「EcoAction Program」における水中騒音低減技術に選定されました。

自律航行船の実現に向けた取り組み

船舶の安全運航と効率化を目指し、自律航行に向けた基礎技術の開発を進めています。船舶を操船する際に、航海士が必要とする情報の提供や、障害物の検知と回避行動がとれるシステムの実現を目指しています。
拡張実現(Augmented Reality)の技術を応用した操船支援システムを古野電気(株)と取り進め、また、英国ロールス・ロイス社が持つアドバイス型障害物認識システム(IAS)を、商船三井が運航する外航自動車船および内航フェリーに搭載し、実海域での検証を行うことで、実用化への取り組みを加速しています。


IASの活用イメージ

20,000TEU型コンテナ船の環境に関する取り組み

2017年に竣工した20,000TEU型コンテナ船には様々な環境負荷低減技術を取り入れています。

船型最適化

コンテナ船船首・船尾の船型および船首バルブ形状の最適化により、4.5%の燃料節減(燃節)効果を見込んでいます。

LNGへの燃料転換に対応

硫黄酸化物(SOx)排出量を減らすために、LNGも燃料として使用できる機器配置の検討とスペースの確保を行っています。

SOxスクラバーレトロフィット対応

LNG燃料転換への対応だけでなく、今後の燃料供給状況に柔軟に対応するため、SOxスクラバーのレトロフィットを容易にできるよう考慮した設計としています。

このページの先頭へ