
商船三井は、タンカーやLNG船によるエネルギー輸送分野で積み重ねた経験を活かし、今後さらなる成長が見込まれる事業に積極的に取り組んでいます。船を輸送のためではなく特定の場所に浮かべて活用するFPSO(Floating Production, Storage and Offloading system、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)が商船三井の代表的なオフショア事業です。
2010年に参入したFPSO事業では、現在ブラジル沖で9件、ガーナ沖で1件、メキシコで1件のプロジェクトに参加しています。また、2016年には海底石油・ガス田向けに海底設備の設置・保守・修理・撤去作業を行うサブシー支援船事業、2019年にはFPSOから原油タンカーへ直接原油を積み替えることを可能とするCTV(Cargo Transfer Vessel)事業にそれぞれ参画しました。2023年には、FPSO事業におけるパートナーである三井海洋開発株式会社による第三者割当増資に応じ、同社の14.86%株式を取得しました。その後、2024年に追加取得を行い、現在は同社株式の15%を保有しています。
また、近年ではVOC(揮発性有機化合物)回収関連企業の株式を取得。環境負荷低減に資するVOC回収船事業への参画を検討しています。
さらに、中古船を活用した浮体式データセンターの開発・商用化検討を進め、新たなデジタルインフラの可能性を追求しています。
加えて、当社は国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が発注し、2026年竣工予定(日程調整中)の「みらいII」の運航予定事業者に内定しております。



