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オフショア事業

裾野を広げるオフショア事業で新規事業に挑戦

「FPSO CIDADE DE CARAGUATATUBA MV27」
写真提供:三井海洋開発株式会社

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サービス概要

商船三井は、タンカーやLNG船によるエネルギー輸送分野で積み重ねた経験を活かし、今後さらなる成長が見込まれる事業に積極的に取り組んでいます。船を輸送のためではなく特定の場所に浮かべて活用するFPSO(Floating Production, Storage and Offloading system、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)が商船三井の代表的なオフショア事業です。

2010年に参入したFPSO事業では、現在ブラジル沖で9件、ガーナ沖で1件、メキシコで1件のプロジェクトに参加しています。また、2016年には海底石油・ガス田向けに海底設備の設置・保守・修理・撤去作業を行うサブシー支援船事業、2019年にはFPSOから原油タンカーへ直接原油を積み替えることを可能とするCTV(Cargo Transfer Vessel)事業にそれぞれ参画し、2023年にはFPSO事業におけるパートナーである三井海洋開発株式会社による第三者割当増資に応じ同社の14.86 %株式を取得しました。

また、2021年には液化CO2海上輸送事業に参画しました。液化CO2海上輸送はCCUS(Carbon dioxide Capture Utilisation and Storage)バリューチェーンの中で回収地と貯留地(もしくは有効利用地)を効率的に結ぶ手段の一つとして重要な役割を担います。船型大型化の検討にも取り組むと共に、CCUS事業バリューチェーンの上流・下流への事業拡大を目指しています。

サブシー支援船「SKANDI SANTOS」
液化CO2輸送船イメージ
CTV「SeaLoader 2」

歴史

2006年 Hoegh社と合同で船上再ガス化装置付LNG船2隻発注。
2010年 ブラジル向けFPSO事業参画。
2011年 苫小牧で日本初のLNG船間移送を実施。
2014年 Viken MOL社を設立し、シャトルタンカー事業参画。
2017年 洋上風力発電設備設置船事業に参画。
インドにおける浮体式LNG受入ターミナルプロジェクトに参画。
世界最大のFSRU「MOL FSRU Challenger」竣工。
2018年 サブシー支援船事業へ本格参入。
2019年 Karpowership社とパートナーシップを構築しLNG発電船事業に参画。
2021年 ノルウェー Larvik Shipping社へ出資、液化CO2海上輸送事業へ参画。