拡大するクリーンエネルギーの安定輸送をめざして
LNG(液化天然ガス)は、環境にやさしいクリーンなエネルギーとして、世界各国で需要が増加しています。商船三井は、1983年にLNG輸送に参画して以来、多くのノウハウと実績を積み重ね、LNG船の所有・管理・運航において、世界トップクラスのシェアを誇ります。さらに2018年にはロシアのヤマルLNGプロジェクト向けに北極海航路を切り拓く邦船社で初となる砕氷LNG船の運航を開始するなど、最先端を走る取り組みを行っています。
商船三井では、東京・ロンドン・シンガポール・ジャカルタ・マスカット(オマーン)・アルズー(アルジェリア)の世界6拠点でLNG船の船舶管理を行い、高度な輸送技術と熟練した人材で安全運航を維持しています。
2016年にはLNG船、LPG船の両分野で得た豊富な経験とノウハウを活かして、インド・リライアンス社との戦略的提携により世界初となる大型液化エタン専用船による輸送事業に参入しました。
今後も拡大が見込まれる液化ガス輸送需要に応えるべく、安全で確実な海上輸送サービスの提供に努めていきます。
1983年 | LNGの海上輸送事業に参入。 |
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1984年 | 「泉州丸」就航。 |
1993年 | カタールLNGプロジェクト契約締結。 |
2001年 | オマーン政府と同国の海運産業の育成に関する契約締結。 |
2011年 | インドネシア初の内航LNG輸送プロジェクト契約締結。 |
2013年 | 中国石油化工(SINOPEC)向けLNG輸送プロジェクトに参画。 |
2014年 | ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送参画、新造砕氷LNG船3隻の造船 契約締結。 |
2015年 | 海外船社として初の中国建造LNGプロジェクト第一船「PAPUA」竣工。 |
2017年 | ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造砕氷LNG船第一船「VLADIMIR RUSANOV」竣工。 |
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