HOMECSR・環境安全運航 モノを運ぶ段階 > フィリピンに自営商船大学設立

フィリピンに自営商船大学設立

English

CSR・環境
CSR
安全運航
環境
人材育成
社会貢献活動
ステークホルダーとの対話
社外からの評価
安全・環境・社会報告書

世界最高水準の安全運航を担う、優秀な船員の継続的な育成・確保のために


鍬入れ式での武藤会長のスピーチ

当社は2018年6月、フィリピンCavite州Dasmariñas市に自営の商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy」を開校します。フィリピン人船員は当社運航船乗組員の中核を担っており、運航技術が高度化する中、さらなる活躍が期待されています。4年間の徹底した訓練と基礎教育を通じて、即戦力となる優秀な船員を継続的に育成します。現地パートナーのMagsaysay Maritime Corporationとともに毎年約300人の卒業生を雇用する計画です。

MOL Magsaysay Maritime Academy Inc.の概要

学校名 MOL Magsaysay Maritime Academy Inc. (MMMA)
建設予定地
および規模
フィリピン Cavite州Dasmariñas市Salitran(首都マニラから南に約30km)
敷地面積約:13.2ha、建物延床面積:約30,000m2
学生数 1学年あたり最大300名(航海科150名、機関科150名)
開校時期 2018年6月開校予定
出資比率 商船三井 : 40%
Magsaysay Maritime Corporation : 35%
Magsaysay Institute of Shipping : 25%

フィリピンでの船員教育訓練事業の経緯

1980年代 コンテナ船、原油船にフィリピン人船員配乗開始。MMCからの派遣開始
1993年 MMCと共同で「Magsaysay Institute of Shipping(MIS)」を設立し、職員・部員向け社内研修に加え、新卒職 員候補生への教育開始
1997年 Magsaysay MOL Marineを設立し、自営配乗会社による船員配乗業務開始
2005年 MIS内にMOL Training Center(フィリピン)設置
2007年 自社訓練船“SPIRIT OF MOL”での専属講師と乗組員による訓練航海を開始
(2,200人以上の職員候補生を輩出。2013年に退役)
2009年 Magsaysay MOL Ship Managementを設立し、船舶管理業務開始
2011年 フィリピン政府の推進するAcademe-Industry Linkage Program (AILP)(*1)のもとに「職員候補生プログラム(サードイヤープログラム)」を導入。フィリピン国内の提携商船大学から選抜した3年生を対象にMISでの教育・訓練を実施
2013年 訓練設備や居室を増設した実際の運航船で実践的訓練を実施する職員候補生教育プログラムを開始
2018年 自営商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy」を開校予定

(*1) Academe-Industry Linkage Program (AILP): 産・学の提携により、学校側は学生の質を向上させ、産業界側はより質の高い学生の雇用を図るフィリピンでの制度。

このページの先頭へ

教育機関としての社会的責任


実習棟のShip in Campus

当社はこれまでも船員の運航技術の習得や乗船前研修等を行うための訓練センターを設立し、船員の訓練に力を入れてきました。

一方、大学であるMMMAの特徴は、船員になる前の学生に対する「教育」から取り組むものです。将来の安全運航を担う当社船員の一員として、様々な船種に応じて業務を遂行するには、船の仕組みや構造なども含めて理解することが重要であり、より高度な技術を身に付けるため、物理や化学を主とした一般教養をはじめ、基礎を徹底的に磨きます。MMMAは、運航技術に加え基礎学力や論理的な思考力、そして規律をしっかり身に付けることを通じて、フィリピンの将来を担う人材の育成を行う教育機関となることをめざします。

このページの先頭へ

即戦力となる船員を養成するShip in Campus

MMMAは、フィリピンでは初めて、実船を模した実習棟としてShip in Campusを本格的に導入します。Ship in Campusは従来AILPで行ってきた実習部分を充実させ、外観だけでなく、最新鋭の船舶機器を備え、可能な限り実習設備の配置を実際の船に近づけることで、即戦力養成につながるトレーニングを行えます。そのほか、係船訓練用設備や隣接したプールと合わせて救命艇降下訓練が行える設備なども配置しており、乗船実習以外のすべての教育・訓練をキャンパス内で完遂できることも大きな特徴の一つです。加えて、実際に海陸で活躍する当社の現役航海士や機関士を講師として招聘し、当社の安全文化や現場を預かる技術者としての心構え、キャリアプランやライフプランを語ってもらうことも予定しています。

知識や技術の習得に加え、当社が目指す「世界最高水準の安全運航」を確立するために必要な教育を1年生の段階から実施していくことで、当社の安全運航システムや基準を熟知した優秀な船員を育てていきます。そして、優秀な船員たちが長期にわたって、当社の運航船に乗り組み経験を積むことが、安全運航を支えることにつながります。

このページの先頭へ