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The Japan Times主催「Sustainable Japan Award 2021」でESG部門優秀賞を受賞

2021年09月29日

表彰式における当社専務執行役員・田中利明(写真右 / 9月28日 都内)

株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、株式会社ジャパンタイムズ主催の「Sustainable Japan Award 2021」において、ESG部門の優秀賞を受賞しました。
「Sustainable Japan Award」は持続可能な社会の実現の為に、先進的かつ持続可能な取り組みを行なった企業、団体、個人を表彰し、その活躍を国内外に伝えることを目的とし、今年で3回目の開催となります。

当社は2020年8月のモーリシャス沖油濁事故において、事故を起こしたWAKASHIO号をチャーターしていた用船者の立場でした。法的責任を負わない用船者ではあるものの、当社ではこの事故を重く受け止め、モーリシャスの環境や地域社会に対する社会的責任を全うすべく、向き合って参りました。今回の受賞は、事故直後からの人員の派遣、清掃用資材の提供、日本の企業の皆様から寄付を頂いた油吸着資材の輸送、冷凍コンテナ・コンテナハウスの寄付、事故現場に近い保育施設への支援等、現地のニーズに沿った具体的な支援を通じてモーリシャスの環境回復や地域社会への貢献に長期的に取り組む当社活動に対して初めて頂いた一つの評価となりました。

清掃用資材の提供から始まった支援は現在、自然環境保護・回復プロジェクトにとどまらず、昨年10月に設立した現地法人を拠点としたコロナ禍で様々な制約を受ける地元の方々の生活を支える活動や現地基金の設立など、モーリシャスに根差した活動へとつながっています。

当社は今後もモーリシャスで学んだ経験を元に、各分野における持続可能な社会を目指し取り組みを続けて参ります。

特設ページ「WAKASHIO事故における当社のモーリシャス環境回復・社会貢献活動について」
https://www.mol.co.jp/formauritius/