2023年12月22日
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は12月19日、インド国石油・天然ガス省傘下のガス供給事業最大手のGAIL (India) Limited社(本社:ニューデリー、以下「GAIL」、読み:ゲイル)向け2隻目の新造LNG船 (以下「本船」)の命名式をHanwha Ocean Co., Ltd.(本社:韓国)のコジェ造船所にて開催しました。
式典には多数の関係者が出席し、GAILのChairman & Managing DirectorのSandeep Kumar Gupta氏により「GAIL URJA」(読み:ゲイル・ウルジャ)と命名されました。本船は12月20日の竣工後、GAILとの定期用船契約により最初の積み地であるアメリカに向けて航行を開始。今後は主に北米からインドへのLNG輸送に従事する予定です。
商船三井は経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づき、地域戦略を進める中で、先行して取り組み、着実に実績が上がっているのがインドです。エネルギー需要の増加が見込まれるインドでのプレゼンス・事業基盤を強化させ、世界最大級のLNG船保有・管理会社としてこれまでに培ってきたノウハウ、ネットワークを活かして、今後もお客様のニーズに的確に応えた高品質なLNG輸送サービスを提供できるよう、積極的に取り組んでいきます。
【“GAIL URJA”要目】
主要寸法 | 全長 294.9m、船幅 46.3m |
船型 | 174,000m3 メンブレン型 |
搭載主機 | ME-GA |
造船所 | Hanwha Ocean |
船舶管理会社 | Northern Marine Management Limited |
GAILとの取組みに関する過去のプレスリリースは以下をご参照ください。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。