2024年02月28日
株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、2023年7月から12月までの間、One MOL 安全キャンペーンを実施しました。
“One MOL 安全キャンペーン”は、安全文化の醸成を目的に当社グループ運航船の乗組員と陸上社員が安全に関する取り組みについて意見交換を行うもので、毎年実施しています。今年度よりオンライン形式での安全キャンペーンに加え、新型コロナウィルスの影響により中断していた訪船による対面形式での安全キャンペーンを4年ぶりに再開しました。当社およびグループ会社役職員ほか関係者が多数出席し、参加した乗組員とともに、安全運航について活発な意見交換を行いました。
今年度は、「MY GOAL, ZERO HARM」を安全キャンペーンのテーマとして掲げ、労災事故の撲滅を主目的とし実施しました。本キャンペーンへの参加を通じ、当社行動規範である“MOL CHARTS”の“S (Safety)”が示す「安全」の重要性を再確認し、世界最高水準の安全品質へ向け決意を新たにしました。
商船三井グループは、海運業を中心に様々な社会インフラ事業を展開しています。安全は、私たちの絶対的な使命であり、そして新たな挑戦の根幹になると考えています。こうした思いから、本年1月に、私たちの安全に関するあるべき姿を改めてまとめた「商船三井グループ 安全ビジョン」を策定しました。
当社グループは今後も安全ビジョンのもと、これらの活動を通じて、“世界最高水準の安全品質”への取組みを続けていきます。
対象隻数 | 参加乗組員人数 |
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156隻 | 約3,000名 |
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety&Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」にあたる取り組みです。