トップページ > お知らせ > 当社が協賛するマサチューセッツ工科大学「Autonomous RACECAR Grand Prix」の最終レースが開催されました

当社が協賛するマサチューセッツ工科大学「Autonomous RACECAR Grand Prix」の最終レースが開催されました

2024年09月10日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、2024年8月3日にマサチューセッツ工科大学(米国マサチューセッツ州ボストン、以下「MIT」)にて開催された高校生向けSTEM教育プログラムBeaver Works Summer Institute(BWSI)(註1)に協賛しました。当日、現地ではBWSIの一つである「Autonomous RACECAR Grand Prix」(註2)(以下「世界大会」)の最終レースが開催されました。世界大会の開催に先立って、株式会社ICHINOYA(社長:福田大記、本社:東京都渋谷区、以下「ICHINOYA」)は、2024年6月に国内選考レース「GLOBAL TECH」(以下「日本大会」)を実施、当社は世界大会、日本大会を含むMIT教育プログラムに、ICHINOYAを通じて協賛しました。

「Autonomous RACECAR Grand Prix」大会当日の様子
「GLOBAL TECH」(日本大会)参加学生の皆さんと

世界大会では、日本大会で優勝した日本代表チームに加えて、全6か国から選ばれたチームが参加、世界各国の学生が同じ目標に向けて切磋琢磨する姿を見ることができました。

日本代表チーム、ICHINOYAの皆さんと

また、世界大会開催直前の2024年7月30日には、当社のチーフ・テクニカル・オフィサーである川中幸一が、MITBWSIセミナーシリーズにて講演を行いました。川中は、リアル参加者150名、オンライン参加者240名を含む約400名の学生に対し、当社が140年以上にわたって蓄積してきた船舶および海洋における知見を基に、ウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)技術をはじめとする環境保護に向けた当社の取り組みについて講義しました。

MITBWSIセミナーシリーズ・講演の様子

当社グループはこれからも様々な形で未来を担う国内外の学生を応援します。

(註1) STEM教育とは、「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」「芸術・リベラルアーツ(Art)」「数学(Mathematics)」の5つの分野を統合的に学ぶ教育を指し、BWSIは MITビーバーワークス(MITBW)が主催する高校生向けのSTEM教育プログラム。毎年夏に開催され、学生は実社会で開発・実装が進む最新の技術や工学スキルを、プロジェクトベースのワークショップを通じて学びます。

(註2) MIT独自の自動運転車を自分たちでプログラミングしたコードで走行させ、順位を競うカーレース。コースには障害物やショートカットが多数用意されており、それらを考慮した制御アルゴリズムとその実行が必要となります。