2024年11月01日
株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、10月28日~29日に上海で、中国のエネルギー海運大手であるCOSCO SHIPPING Energy Transportation Co., Ltd.(本社:中国上海、以下「CSET」)と共同で「第6回上海国際LNG海運フォーラム」(以下「本フォーラム」)を主催しました。
本フォーラムは、LNG業界をリードする多くの企業・団体が参加し、知見・意見を交換する場として、年一回開催しています。
第6回となった今回は、「LNG産業チェーン・供給チェーンの安全と発展」を主題とし、主に中国国内外から200名近くの参加者を迎えました。業界をリードする企業・団体の代表者が登壇し、最新のLNGマーケットや、環境に配慮した新技術など様々なトピックについての意見交換が行われました。当社社長の橋本からは、LNGが今後も脱炭素に向けてクリーンエネルギーとして重要な役割を果たすことを強調し、風力を推進力として活用するウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)に関するプレゼンテーションを行いました。
当社は、今回のフォーラムの共催者であるCSETとのパートナーシップのもとに、計20隻のLNG船を共同保有し、多くのLNGプロジェクトで協業しています。
また、当社は「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」に則り、今すぐ活用可能な低炭素燃料であるLNGに関連する幅広いサービス、また再生可能エネルギーを活用したサービスを展開し、2050年ネットゼロエミッションの実現を目指します。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。