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重大海難事故を想定した緊急対応訓練を実施
~大型フェリーの日本沿岸における座礁事故を想定~

2024年11月20日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は11月19日に、当社のグループ会社である株式会社商船三井さんふらわあ(社長:牛奥博俊、本社:東京都千代田区、以下「商船三井さんふらわあ」)が所有し運航する大型フェリーでの海難事故を想定した緊急対応訓練を実施しました。

本訓練では、想定される事故シナリオに基づき、当社とグループ会社との緊急時の連携を確認しました。さらに両社から社長の橋本および牛奥をはじめとする関係役職員が参加し、フェリー事故における旅客の安全確保を最優先とした対応や支援について、複数のテーマに基づいて討議を行い、理解を深めました。
また、海上保安庁をはじめ社外関係者を招き、事例紹介や訓練に対する講評をいただきました。

危機対策室での海難対策会議の様子

模擬記者会見の様子

<事故想定>

商船三井さんふらわあが所有し運航するフェリーが、志布志港(鹿児島県)へ向けて航行中に津波に遭遇、自力航行不能となり都井岬(宮崎県)沖の浅瀬に乗り揚げる。船内に浸水が生じ乗員全員の退避が必要な状況という想定とした。

<今後の取り組み>

訓練を通じて培った緊急対応のノウハウを蓄積すると共に、商船三井グループ全体の安全意識を高め、「世界最高水準の安全運航」を追求します。


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」にあたる取り組みです。