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大型液化CO2輸送船 社会実装に関するCO2ガス拡散シミュレーション評価事業の公募について

2025年05月07日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、下記業務における請負業者の募集を開始します。業務内容および期間等の詳細をご確認頂き、受託を希望される場合は下記申請フォームよりご応募下さい。

1. 業務内容

1) 概要
当社は、日本CCS調査株式会社が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構から委託された事業の一部である、大型液化CO2輸送船の社会実装に関する研究開発を受託しました(註)。今年度の大型船社会実装に関する研究開発の一環として、2022年度に船舶基本設計を実施した大型液化CO2船のCO2ガス拡散に関する評価を実施します。

本業務は、以下の通り当社が計画したガス拡散評価方法に基づき、評価をするシミュレーション作業です。対象船舶の仕様・条件については、契約後に別途ご連絡します。

項目 内容
目的 本船船体ならびに船上搭載機器・装置をモデル化した3次元ガス拡散計算により、本船ならびに周辺環境への影響を評価する。
検討項目

①ベントライザーからの大気ベント時における、居住区に影響を及ぼす可能性のある条件下でのCO2拡散状況の評価

②タンク安全弁作動時における、居住区に影響を及ぼす可能性のある条件下でのCO2拡散状況の評価

2) 期間
契約締結日から2026年2月28日(予定)まで

2. 応募方法等

受付期間内に下記申請フォームから必要事項をご入力ください。その後、当社担当者から仕様書を送付しますので、そちらの記載事項に従い応募手続きを完了させてください。

受付期間:2025年5月7日~2025年5月20日

申請フォーム(Microsoft Office Forms)

(註) 詳細については2021年6月22日付の以下プレスリリースをご参照ください。
船舶によるCO2大量輸送に向け、大型液化CO2輸送船の研究開発を開始 日本CCS調査からNEDO事業の一部を受託 | 商船三井


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。