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船員向けウェルビーイング支援プログラム「OceanCare」を導入
~当社初となるウェルフェアオフィサーを設置~

2025年05月08日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は2025年5月1日より世界中の当社運航船で勤務する船員のための包括的なウェルビーイング支援プログラム「OceanCare(読み:オーシャンケア)」(以下、本プログラム)の導入を開始しました。本プログラムは当社のすべての船員とその家族に対して、利用しやすく秘匿性の高いメンタルヘルス支援サービスを提供することを目的としています。

船員はその仕事の性質上、家族・家庭から長期間に離れることによる孤独感など特有の課題に直面することがあります。本プログラムは、船員支援に160年以上の経験を有する世界的な海事慈善団体である英国のThe Mission to Seafarers(MtS)との協業の下開始しました。専任のウェルフェアオフィサーを通じて、専門的なカウンセリングサービス、女性船員向けの特別な支援やウェルビーイングに関するトレーニングセッションなど個別のケアを最適なタイミングで提供します。

本プログラムは、当社グループ経営計画「BLUE ACTION 2035」に掲げるサステナビリティ課題「Safety & Value-安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供」および「Human & Community- 人の活躍と地域社会の発展」に沿ったものであり、安全で多様性に満ちた労働環境を推進するものです。 これらの取り組みを通じて、当社は船員に対するケアをさらに強化し、身体的安全と精神的ウェルビーイングの両方を重視する文化の醸成をさらに促進していきます。


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value-安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Human & Community-人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。