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【TICAD9】第9回アフリカ開発会議に商船三井グループで出展

2025年8月12日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、2025年8月20日(水)~22日(金)にパシフィコ横浜にて開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9、註1)の併催イベント「TICAD Business Expo & Conference」に出展します。

当社展示ブースイメージ図

当社は1926年に日本の海運会社として初めて日本とアフリカ東岸を結ぶ定期航路を開設して以来、約100年にわたりアフリカ発着の海上輸送を担ってきました。近年では、南アフリカ、モザンビーク、ケニア、モーリシャスの四か国に拠点を構え、海上輸送にとどまらず、陸上輸送、倉庫事業、人財紹介事業、スタートアップ投資など、多岐にわたる事業をグループ全体で積極的に展開しています。
今回の出展では、当社グループのアフリカにおける事業拡大に力を入れて取り組んでいく姿勢をセッション、展示などを通じてご覧頂けます。イベント初日の8月20日(水)13時からは、会場内ステージAにて当社グループのアフリカでの取り組みを紹介するセミナーも開催します。当社展示ブース(展示ホールB&C、ブース番号:F22)ではアフリカでの多岐にわたる活動紹介に加え、風力補助推進システム「ウインドチャレンジャー」、自動車船、LNG発電船、FSRUの模型展示も行います。商談や情報交換にご利用いただける打ち合わせスペースもご用意しておりますので、来場登録をして頂いた上でぜひお気軽にお立ち寄りください。

<ご参加方法>
ご来場頂くには登録が必要となりますので、下記より来場登録をお願いいたします。
TICAD Business Expo & Conference

<当社登壇予定>

日付 セッション名 場所 登壇者 申込
8月20日
9:40-11:05
インド洋・アフリカ経済圏フォーラム セッション1「インド洋アフリカ経済圏の可能性」 会場/オンライン
※会場での聴講は、関係者・招待者のみ
商船三井
代表取締役 副社長執行役員 篠田 敏暢
インド洋・アフリカ経済圏フォーラム | Nikkei
よりオンライン配信にお申し込みください。
8月20日
12:30-14:10
TICAD9公式テーマ別イベント「日・アフリカ共創で拓く健康と経済の未来:官民連携の最前線」
第2部:保健課題を起点にした官民連携によるビジネスの実践と可能性
展示ホールD
S-03
商船三井ロジスティクス
取締役会長 八嶋 浩一
Registration for Thematic Event for AfHWIN at TICAD9 / アフリカ健康構想TICAD9公式テーマ別イベント参加登録フォーム
よりお申込みください。
※申込締切:
8月19日(火)日本時間正午
8月20日
13:00-13:45
当社アフリカ事業紹介
(セッション名:
アフリカの持続可能な成長を支えるLNG発電船事業×ロジスティクス事業)
(註2)
展示ホール
B&C
ステージA
商船三井
・常務執行役員 渡邉 達郎(欧州・アフリカ地域担当)
・欧州・アフリカ事業統括 坂口 剛
・自動車輸送営業ユニット長 津田 顕
・東アフリカ代表 大山 幹雄
・サブサハラ南部地域代表 福島 充
・MOL(EUROPE AFRICA)LTD. 小林 潤
8月21日
17:00-17:45
「グリーン水素の産業化」に関するパネルディスカッション(註3) 展示ホール
B&C
メイン
ステージ
商船三井
専務執行役員 梅村 尚
(エネルギー事業本部長)
8月22日
13:30-14:15
セミナー「日本発スタートアップが拓く 日ア共創型ビジネスの最前線 ~大企業と共に創るアフリカ新市場~」(註4) 展示ホール
B&C
ステージB
商船三井
執行役員 引間 透
(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)

【TICAD Business Expo&Conference概要】
期間:2025年8月20日(水)~22日(金)
主催:日本貿易振興機構(ジェトロ)
共催:アフリカビジネス協議会(JBCA)
後援:経済産業省、外務省
会場:パシフィコ横浜(〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
公式サイト:https://www.jetro.go.jp/events/ticad9/

(註1)TICADとは、Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以来、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行およびアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催しています。
(註2)人口増加と都市化が進むアフリカで、電気インフラの普及率や気候変動への対応の遅れが深刻な課題となる中、当社はLNG発電船とロジスティクスを組み合わせた即応可能な電力・燃料供給モデルを提案。港湾・輸送インフラの整備やグループシナジーも活かし、再生可能エネルギーやグリーン燃料の将来的活用も視野に、アフリカの持続可能な成長を共に支える社会インフラパートナーを目指します。
(註3)日本貿易振興機構(JETRO)主催、アフリカ開発銀行共催のセッション。
グリーン水素の産業化とオフテイク体制の整備について焦点を当て、国際的な水素供給拠点の形成に向けた国際協力の重要性について考えます。アフリカにおいては再生可能エネルギーを活用したグリーン水素の産業化が進展していますが、第3国を含めた官民連携がそれを後押ししています。欧州企業の支援スキームや日本政府系機関等の取り組みを紹介することで、水素関連産業の立ち上げにおける国際協力促進の重要性について協議します。
他登壇者は、TICAD Business Expo & Conference内「スケジュール」欄 8月21日(木)17:00-17:45(於:メインステージ)に入っている本イベント詳細をご覧ください。
(註4)本セミナーでは、日本人が創業した日本発スタートアップがセネガル政府・自治体と信頼関係を構築し、現地課題に根ざした事業を展開してきたプロセスを起点に、日本の大手企業・省庁を巻き込んで形成された共創型の官民連携モデルを紹介します。具体的には、セネガルにて実証中の「太陽光冷蔵・加⼯・デジタルKIOSK」⼀体型モデルを紹介。社会課題解決に向けて、物流・冷却・地域サービス・断熱などの各社の技術と視点から取り組む共創のリアルを発信します。
他登壇企業:シブサワ・アンド・カンパニー株式会社、セイコーエプソン株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社シュークルキューブジャポン


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。