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大阪・関西万博が閉幕
~展示アトラクション参加者10万人達成を記念し、商船高専へ記念品を寄贈~

2025年10月15日

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)がブロンズパートナーとして協賛した2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)が10月13日に閉幕しました。
当社は、未来社会ショーケース事業フューチャーライフ万博「未来の都市」パビリオン(註1)にて、“WIND VISION”をコンセプトとした展示を行い、世界の国や地域から閣僚や経済団体を含むあらゆる年齢層の方々に来場いただきました。次世代ゼロエミッション船「ウインドハンター」(註2)の大型模型を用いた体験型アトラクションには延べ10万人を超える方に参加いただき、展示ブースは連日多くの方で賑わいました。「未来の都市」は万博の中でも大規模なパビリオンで、来館者数も当初の予想を上回るものとなりました。

■開催期間中の来場/参加者数
「未来の都市」パビリオン来館者数:190万人、当社展示ブース来場者数:165万人
体験型アトラクション“Wind Vision attraction”(註3)参加者数:10万人


この度、体験型アトラクション“Wind Vision attraction”の参加者10万人達成を記念し、海運の未来を担う船員を育成する全国の商船高等専門学校へ、修学環境の支援を目的とした記念品を寄贈することを決定しました。

■寄贈対象校:富山高等専門学校、鳥羽商船高等専門学校、広島商船高等専門学校、弓削商船高等専門学校、大島商船高等専門学校(順不同)
■寄贈品:当社オリジナルデジタルカレンダー

「来場者777,777人達成記念イベント」と当社展示アトラクションを体験する来場者の様子

当社は万博の協賛・出展にあたり、未来の主役となる子供たちをメインターゲットに「船」や「海運」の新しい可能性を発信し、展示ブースでの体験を通じて将来への夢や希望を持つきっかけづくりの一助となることを目指してきました。

また、当社は6月に大阪・関西万博で開催された学生を中心に社会課題の解決策を世界に発信するイベント「EXPO共鳴フェスー万博から描く未来社会の技術、デザインー」(主催:読売新聞社)にも協賛しました。この度の寄贈はこの協賛に続き、サステナビリティ課題の一つである「人の活躍と地域社会の発展」にも繋がる船員育成に資する取り組みであり、今後も社会インフラ事業の責任ある担い手として「安全」なオペレーションで人々の毎日の“あたりまえ” を支え続けます。

(註1) 「未来の都市」は、未来社会ショーケースの基幹事業で、博覧会協会と協賛12者の企業・団体による共同出展事業のパビリオン。博覧会協会と協賛12者が共創した「15のアトラクションによる未来体験」を提供しました。

(註2) 硬翼帆式風力推進装置「ウインドチャレンジャー」の技術と、洋上風力で航行しながら水素を創る・貯める・運ぶを兼ね備えたグリーン水素生産船「ウインドハンター」のノウハウを活かし、完全ゼロエミッションを達成するプロジェクトです。関連サイト:風と水素で、未来を創る。WIND HUNTER(ウインドハンター)

(註3) 長さ約4m・高さ約3mのウインドハンター模型に来場者がうちわで風を送ると、シミュレーション航海が始まり、水素が製造、運搬、供給されるまでの様子を背面の大型スクリーンの映像で放映。来場者の起こす風に連動し、模型の帆が拡縮、回転するだけでなく、風量によってエンディングシーンも変化。模型と映像を連動させたゲーム感覚で遊びながら学ぶアトラクション。


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。