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ウルグアイLNG FSRUプロジェクト 定期用船契約の締結に向けて正式合意
~現地にて調印式を開催、早期の操業開始を目指す~

2016年05月10日


調印式の様子
写真右からガスサヤゴ社社長 César Briozzo氏、Lakler社President(当社取締役 専務執行役員) 橋本剛

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)子会社のLakler S.A(以下「Lakler社」)はこのたび、ウルグアイ・ガスサヤゴ社(*1)が主導する同国モンテビデオ港内のLNG受入プロジェクトに関し、本年6月末を目標としてFSRU(*2)の定期用船契約を締結することでガスサヤゴ社と正式に合意(*3)し、モンテビデオにて5月2日(現地時間)に関係者出席の下、合意文書の調印式が執り行われました。

Lakler社は、プロジェクトの早期操業開始に向けて、協議を加速させていく予定です。

本プロジェクトに投入されるFSRUは現在、韓国・大宇造船海洋株式会社にて建造中で、世界最大のLNG貯蔵容量(263,000m3)を備えており、同造船所にて竣工後、ウルグアイに回航され、LNG受入・再ガス化操業業務に従事する予定です。

FSRUは、従来の陸上受入基地に比べ低コスト、かつ短期間に受入体制を整える有力なソリューションとして2005年に実用化されて以降、世界各地で導入計画が進んでいます。商船三井グループは、30年以上に及ぶLNG船事業を通じて培った荷役、運航、保船のノウハウと実績をもとに、今後も拡大が見込まれるFSRU事業への取り組みを継続していきます。

(*1) ウルグアイ国営燃料アルコールセメント公社(ANCAP)とウルグアイ国営電力公社(UTE)の合弁会社。

(*2) Floating Storage and Regasification Unitの略。浮体式LNG貯蔵再ガス化設備。洋上でLNGを再気化し、陸上パイプラインへ高圧ガスを送出する能力を持つ。

(*3) 詳細は2015年10月5日付プレスリリース「ウルグアイLNG FSRUプロジェクトについて」をご参照ください。