2025年02月05日
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、株式会社ビィ・フォアード(本社:東京都港区、代表取締役:山川 博功、以下「ビィ・フォアード」)と、アフリカ向け中古車輸送時における自動車船Book and Claimサービス(註)に関する覚書(以下「本覚書」)を締結しました。弊社において、当サービスを活用いただく初めての顧客であり、本取り組みによりLNG燃料船を活用して海上輸送における脱炭素化を推進することで合意しました。契約期間は2025年4月から5年間です。
本覚書によって、当社自動車船隊でLNGを燃料に利用したことによって生じるGHG削減価値を、アフリカ向けに中古車輸送をしているビィ・フォアードに証書として割り当てることで、ビィ・フォアードが自社のGHG消費削減分としてカウントすることが可能となります。
当社は新造LNG燃料自動車船投入を通じて、自社からのGHG排出を削減する一方で、今回のビィ・フォアードとのパートナーシップのように、ステークホルダーひいては社会のGHG排出削減にも貢献する取り組みを進め、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目指します。
(註) 低炭素燃料等を利用した船舶輸送サービスによるGHG削減価値を登録(Book)し、その割り当てを受けたお客様がその削減価値を主張(Claim)することができる方法です。
詳しくは2024年12月19日付プレスリリース「自動車船Book and Claimサービスの第三者認証を取得~2025年1月よりサービス開始予定~」をご参照ください。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」にあたる取り組みです。