海上職(航海)  高井 佑実子
文系の方でも『自社養成コース』で 船のことを一から学べます。

高井 佑実子Yumiko Takai

海上職(航海)

2017年入社
文学部卒

 

航海士

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三等航海士

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二等航海士

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一等航海士

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船長

01 子どもの頃から憧れていた物流の世界
挑戦心を武器に、未経験からチャレンジ

小さい頃、父親の仕事の関係でタイに住んでいた時期があり、日本にいる祖父母から送られてくる日本のお菓子を見て、送ったものをちゃんと手元に届けてくれる物流の仕事に興味を持つようになりました。幅広い知識を得たいという思いから、大学では心理学を専攻。就活では、同じ学部の人たちはカウンセラーなどを目指す人が多かったのですが、私自身は子どもの時に感じた物流の世界への憧れが強く、自分のこれまでの経歴を一旦リセットして、国際物流の業界を中心に企業探しをしました。その中で商船三井と出会い、また航海士という仕事とその働き方を知ったんです。もともと、どうせやるなら貿易事務のような裏方ではなく現場で、という気持ちを強く持っていましたし、一度しかない人生だからこそやりたいと思ったことに素直に挑戦しようと思い、入社を決意しました。

02 海での学びを活かし
海の仕事の醍醐味を味わう

文系出身の私にとって、海の仕事へのチャレンジはわからないことだらけ。まさしくゼロからのスタートではありましたが、『自社養成コース』のおかげでスムーズに業務に入ることができました。そこでは、船の部材や使う器具の名前から、運用に必要となる知識や技術に至るまで、すべてを学ぶことができ、また同期との関係性の構築にも役立てることができたと思います。
今は三等航海士として、ブリッジでの見張り業務や、出入港や荷役に関する書類の作成、安全設備の点検業務など、船の運航に必要なさまざまな仕事に携わらせていただいています。海の上は本当に異世界のようで、船から見る夕日の美しさは言葉では言い表せません。またブリッジから見る港の景色も壮観で、それを見るたび、この仕事をしていて良かったと実感します。男社会のイメージが強い船の仕事ですが、女性だからといって働きにくさを感じることは一切なく、むしろ自分も大切なクルーの一員として扱ってもらえることがうれしいです。

03 海の仕事はチームワークが大切
だからこそ、よりチームに貢献できる
人財を目指したい

船上での作業は、英語でのコミュニケーションがほとんどで、また専門的な用語も多数存在しますから、決して簡単ではありません。しかし、そうした中でしっかりと相手の意図や気持ちを理解し、スムーズに意思疎通ができた時の喜びは大きく、それがやりがいにもつながっています。まだまだ至らないことも多い私ですが、少しでも早く成長して、より周囲から頼りにされる存在を目指していきたいですね。チームワークが大切になる仕事だからこそ、自分を成長させることの重要さがより際立っているような気がします。
専門的な知識やバックボーンがなければ無理だと思われがちな海の仕事ですが、私のような文系・未経験からのチャレンジでも、しっかりと働いていくことができます。スキルは後からいくらでも身に付けられるものですから、まずはやってみたいという挑戦心が大切。逆にそれさえあれば、いくらでも活躍できる人財を目指していけるのではないでしょうか。刺激的な環境で、さまざまな価値観と出会い、想像もできないような感動体験が得られるこの仕事が大好きです。

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