現在の仕事内容
自動車船部は、車両の輸送先別にチームが分かれています。私はアジア・大洋州チームで、ニュージーランド航路を担当しています。顧客対応、船積スペースの確認、採算管理が主な業務。日本の自動車メーカーや建機メーカー、中古車を売買する会社など20社ほどのお客様から毎月船積み依頼をいただいています。お客様によっても時期によっても依頼台数は異なります。限りあるスペースの中にどう貨物を配置すればリクエストに最大限応えられるか、採算よく運航できるかを考えて最適解を見つけ出すことがミッション。台数の調整をお客様にお願いすることもあるため、信頼関係の構築も重要な仕事となります。
01
若手にも責任ある仕事を任せてくれる。
サポートし合える職場環境が心強い。
ニュージーランドへは月2便を運航しています。部内には船を手配するチームがあり、荷量や寄港日を考慮して最適な船を割り当てています。運航する船が確定するのは、遅くとも運航の1ヵ月前。ここからお客様との最終調整に入ります。荷量に合わせた船の手配を調整していますが、時にはお客様のリクエストに応えることが難しいことも。また、船のスケジュールは気象・海象条件や港の混雑具合などによっても頻繁に変わり、コントロールし得ない部分で調整が必要となることもあります。加えて、採算を意識しながら満船にする工夫も必要です。寄港する港の状況確認、船積みの手配など貨物が輸入者のもとへ届けられるまでのさまざまなフェーズで多くの人と関わることもこの仕事の特徴です。どのフェーズも重要なポイントとなるので気が抜けない仕事でもありますが、それでも楽しみながら取り組めるのは、互いにサポートし合える仲間がいるから。若手が多いアジア・大洋州チームですが、責任ある仕事でもどんどん任せてもらえることもモチベーションに繋がっていますね。
02
お客様のリクエストに最大限応える。
難しさでもあり、やりがいにもつながっている。
自動車は持ち主の人生をより豊かにするもの。家族や友人、大切な人と出かけることで新たな思い出を刻み、日々の暮らしの豊かさが上がると思うんです。世界各地に完成車を輸送することで、海を越えて豊かさを提供できることが、この仕事の醍醐味にもなっています。時には難しいリクエストをお客様からいただくこともあります。船内は限られたスペースのため、リクエストに100%応え続けることは正直厳しいですね。それだけに、不可能に思えることも検証し、可能な限りリクエストにお応えする姿勢は大切にしています。お客様と信頼関係を築くことも重要です。以前、社内での確認に齟齬があり、予定の荷量をお引き受けできない事態になったことがありました。航路責任者として荷量の調整をお客様にお願いしながら、できうる限りの提案をしました。当然ご不満もあったと思います。けれども、築いた関係性もあり、最終的にはご納得いただく形で出帆することができました。ご協力いただいたお客様に恩返したいと、以降の仕事にさらに気合が入りましたね。いろいろな条件をクリアしてお客様のリクエストに最大限応えることはこの仕事の難しさでもあり、面白みでもあると思っています。
03
日本車の地位向上にも寄与できる仕事。
海外で活躍することも目標のひとつ。
ニュージーランドには国内に自動車メーカーがありません。自動車をはじめとする車両を輸送することが、現地の人々の生活を支えることにもつながっています。また、海上輸送を通じて日本車の素晴らしさを世界に発信する一端を担えることも嬉しいですね。日本国内の自動車工場を視察したことがありますが、高い技術、細部までこだわった作業に驚きました。車両に込められたプライドや思いも一緒に運び、生産メーカーの方々と一体となって日本車の地位を高められる仕事に誇りを持っています。私がMOLに入社した決め手は、社会の不便性を解消でき、社会にとって必要不可欠で大きなインパクトを与えられる仕事ができるから。それを今まさに実現できていると実感しています。海外で活躍できるチャンスがあるのもMOLの魅力。成長市場である東アジアなど海外で経験を積み、海運ビジネスの知識をより深めていきたいと考えています。ゆくゆくは子どもに誇れるキャリアを築くのが夢。就活で出会った女性の先輩が仕事もプライベートも大切にしている姿に憧れたんです。結婚や育児、そして仕事を両立できるMOLで、先輩のような素敵な女性を目指したいですね。
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