陸上総合職(事務系) 古木 聡一
経営の目線で MOLの未来の姿を探り、 さらなる成長への道筋を描く。

古木 聡一Soichi Furuki

陸上総合職(事務系)

2014年入社 経営企画部総合企画チーム
経済学部 経済学科卒

 

現在の仕事内容

2020年に経営企画部にきてからは主に経営計画の策定・管理を担当してきました。その中でも2022年はグループ経営計画「BLUE ACTION 2035」策定のプロジェクトマネジメントを担当してきました。
「BLUE ACTION 2035」発表後は、経営計画のモニタリングや、経営企画に沿った個別施策の実行に関する業務に従事。事業ポートフォリオ変革の推進に必要なデータ整備や社内の仕組みづくりを進めています。また、事業推進や業務効率化を実現するため、社内ルールの改善や整備、組織の見直しなどにも携わっています。経営企画部のメンバーはもちろん、MOLの各部署、経営陣、そしてステークホルダーのみなさまをつなぎながら、MOLのこれからめざすべき姿を具体化し、その実現に向けて舵を取ることがミッションです。

01 MOLがめざす事業ポートフォリオ。
より説得力のある伝え方を模索した。

これまでMOLが毎年作成していた単年度経営計画のフレームワークを見直して、2035年に向けた中長期の経営計画を策定するプロジェクトが始まったのは、経営企画部に配属されて3年目のことでした。経営陣との距離が近いのは経営企画部の特徴。社長をはじめとした経営陣が何を考えているかに直接触れられる立場にいます。それを踏まえながら、会社としての方針をまとめ上げるのは得難い経験となりました。経営計画策定にあたり私たちがめざしたのは、MOLが思い描く事業ポートフォリオをストーリーとして説得力のあるものにまとめ上げること。クルーズ事業、洋上風力事業、不動産事業など海運ビジネス領域以外にも商船三井グループの事業は拡大しています。今回の経営計画では理想とする事業ポートフォリオはどのようなものかの定義づけから始め、各事業にMOLが取り組む意義を明確にするよう努力しました。そのために社内の各部署の事業計画、経営陣の思いなどを幅広くインプットし、それを咀嚼して、会社としてのアウトプットに変換していく。その作業は想定以上に難しいものとなりました。コロナ禍以降、急速に変わった当社の財務体質や外部の事業環境を考慮したうえで、どういう計画とするのが良いのか。そもそも当社としてどう進めていきたいのか。最初の時点ではっきりとした答えがなかったのです。どうアプローチするかを見極める高い視座を持ち、社内外のステークホルダーを巻き込みながら進めていくことは大変でしたね。

02 自分のアクションが多くの人に波及する。
ポジティブなインパクトを残したい。

インプットする知識の範囲も数も多く、アウトプットのためのステークホルダーとの調整も多岐にわたる。それぞれの業務の進捗状況も確認しなくてはならない。そして経営計画以外にも担当業務はある。当時の私は今まで経験したことないようなタスク量に追われており、マルチタスク能力が急激に伸びました。一つひとつのテーマでストーリーを考え、どうすれば全体として伝わりやすい資料になるかも何度も検討。約1年かけてグループ経営計画を策定し、社内外に発表できたときは、ひとつ肩の荷が下りた気がしました。現在もプロジェクトは続いています。中でも経営計画の進捗モニタリングは、全社的な健康診断のようなもの。計画を作って終わりではなく、それぞれの事業や取組をモニターし、経営計画に沿って進められているかを確認。また、作った仕組みを運用するための指標の策定や、業務効率化を図るルール作りも行っています。経営企画の仕事の面白さは、経営の目線で仕組みづくりに携われること、そして自分のアクションがMOL全体、商船三井グループ全体に波及しうるところ。インパクトを多くの人に与えられるからこそ、そのインパクトが社員にとっても、ステークホルダーにとっても、ポジティブなものになるような経営計画、仕組みやルールの策定をめざしています。

03 変革期にある海運ビジネス。
今だから味わえる面白さを体感してほしい。

私がめざしているのは、物事を正しい方向に進められ、正しい結果をうむことができる人材。経営企画部の立場ではフェアに物事を判断しながら、全体最適を導き出すことを意識しています。経営企画部で得た経験を活かして、次はまた事業開発としてお客様により近いところで仕事がしたいですね。そこで大きなチームを引っ張る立場になりたいと考えています。

私がMOLに入社を決めた理由は、海運ビジネスのダイナミズムに惹かれたから。エネルギーから食料、機械まで人々の暮らしに必要な物資を船舶で運ぶという規模感におもしろさを感じたんです。入社後すぐに担当したのは、船を特定の場所に浮かべて活用するFSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)の事業。ひとつの港にとどまる船でLNG(液化天然ガス)を再ガス化し、陸上へ送るという事業において、東南アジア、ヨーロッパの顧客を担当。入社4年目には3年間のロンドン駐在も経験しました。若手も海外勤務に携わるチャンスがあることに加え、やりたいことにチャレンジできる環境もMOLの魅力だと思いますよ。海運ビジネス全体を見ると、今は変革期であると言えます。その真っ只中に入るのは難しいこともあるけれど、とても面白いフェーズを経験できるはず。ぜひMOLであなたの力を発揮してください。

陸上総合職(事務系)

小林 花凜
小林 花凜Karin Kobayashi

2022年入社 自動車船部アジア・大洋州チーム
政治経済学部 経済学科卒

陸上総合職(事務系)

鈴木 悠太郎
鈴木 悠太郎Yutaro Suzuki

2016年入社 タンカー・オフショア事業群 第一ユニット原油船チーム
教養学部 総合社会科学分科 国際関係論コース卒

陸上総合職(事務系)

古木 聡一
古木 聡一Soichi Furuki

2014年入社 経営企画部総合企画チーム
経済学部 経済学科卒

陸上総合職(事務系)

若松 葉子
若松 葉子Yoko Wakamatsu

2004年入社 クルーズ事業革新プロジェクトユニット プロジェクトコントロールチーム
文学部 美学美術史学専攻卒

陸上総合職(技術系)

梅村 仁美
梅村 仁美Hitomi Umemura

2020年入社 株式会社MOLシップテック(出向)
環境科学研究科 先進社会環境学専攻卒

陸上総合職(技術系)

段野 貴士
段野 貴士Takashi Danno

2014年入社 海洋技術部洋上風力チーム
工学部 海洋システム工学科卒

海上職(機関)

砂川 友弥
砂川 友弥Sunakawa Tomoya

2011年入社 海上安全部安全推進チーム
情報理工学研究科 知能機械工学専攻 機械システムコース卒

海上職(航海)

藤田 裕明
藤田 裕明Hiroaki Fujita

2015年入社 海上安全部 安全運航支援センター(SOSC)
海事科学部 航海科卒

海上職(航海)

高井 佑実子
高井 佑実子Yumiko Takai

2017年入社
文学部卒

海上職(機関)

藤本 清仁
三ツ井 啓介Keisuke Mitsui

2017年入社
工学部卒

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