アクションプラン |
2018年度の取り組み実績 |
KPI目標:毎年前年比2%の輸送単位あたり温室効果ガス削減 |
2018年度輸送単位あたりCO2排出量は前年比1.4%減少。 |
1. 船舶維新NEXTプロジェクトを推進し、環境負荷低減技術および高度安全運航支援技術の採用とイノベーションの促進 |
- 低摩擦塗料導入(13隻)。
- 既存の省エネ機器(電気VIT10隻、省エネオートパイロット7隻など)の導入促進および新たな省エネ機器の発掘および候補船選定。
- 排熱回収装置(VPC)の実証実験完了。排熱回収装置(ORC)の実証搭載に向け、基本設計検討中。
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2. LNG燃料はじめ代替燃料船建造および代替燃料事業への参画 |
- LNG燃料タグは2月に予定通りに竣工。
- タグ以外の船舶でのLNG燃料使用の検討。
- LNG燃料供給船事業では、シンガポールのPavilion Gas向けLNGバンカリング船の長期貸船契約を締結した。
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3. ICTの利活用による最適運航の深度化を通じた温暖化効果ガスの排出削減 |
FOCUSプロジェクト推進による燃節の推進 |
4. 風力や太陽光当再生可能エネルギーの船の推進力や国内外グループ関連施設への利用 |
風力を推進力として活用するウインドチャレンジャープロジェクトが順調に進行し、2022年中の運航開始を目指し、仕様やメーカー等を決定した。 |
5. 環境・エミッションフリー事業の創出 |
- LNG発電船事業において、Karadenizと合意しモザンビーク発電船事業への参画が決定した。
- FSRU事業の拡大により、重油からLNG利用普及によるGHG削減。
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6. 温暖化効果ガス削減目標達成のための排出権取引の検討 |
国内外における排出権取引状況に関する情報収集。 |
7. 大気汚染防止やバラスト水規制への適切かつ先進的な対応。 |
- 2020年開始のSOx規制強化に向け、適合油の油社提供サンプルの検証と、スクラバー搭載船の選定及び搭載準備の実施。
- バラスト水規制対応のため、バラスト水処理装置を新造船
- 既存船合計142隻に対して搭載を完了。・各国の海洋生物付着物規制に対応すべく、規制情報を収集し、運航船に注意喚起。
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8. 国内におけるフェリー、内航の拡充によるモーダルシフトの推進 |
フェリーにおける、新造船舶大型化や投入船追加による供給スペース拡充、効率運航の実施。 |