南国酒家にミャンマー人特定技能1号(外食業)が着任 ~人材の多様化へ貢献~

2025年11月07日

株式会社商船三井(以下「商船三井」)と株式会社南国酒家(以下「南国酒家」註1)は、商船三井がミャンマーの提携送出し機関と協力してミャンマー人の採用活動を行い、南国酒家では初となる特定技能人材4名を採用し、本年10月16日に入社いたしました。

外国人船員の採用・育成に豊富な経験とノウハウを持つ商船三井は、海外ネットワークを活かしてミャンマーの送り出し機関と提携し、日本への就労意欲が高く日本語能力にも優れた人材を、ホスピタリティ業界で即戦力として活躍できる人材として開拓しました。創業65年目を迎える南国酒家は、首都圏を中心に15店舗の中国料理店を展開しており、コロナ禍以降、国内において飲食業界を志望する若者が減少していることから、将来の事業拡大を見据え、特に若年層の人材確保が急務となっていました。今回、同社初の外国人採用としてミャンマー人特定技能人材を迎えることで、現場の人材の多様化を進めていきます。また、昨今の多様化する顧客ニーズに応えるため、常に最高の味とサービスを提供できる強い組織づくりに向けて、教育にもより力を入れています。

外国人人材紹介事業を展開する商船三井と、100年企業を目指す南国酒家が協働し、国境を越えて働く人と企業をつなぎ、日本企業の持続的な発展に貢献してまいります。

入社したミャンマー人社員4名
研修風景①
研修風景②

(いずれの写真も南国酒家提供)

(註1) 株式会社南国酒家は、1961年に創業、老舗中国料理レストランを運営。伝統的な中国料理を日本の食文化と融合させた高品質な料理を提供し、高いおもてなしの心と洗練された空間で、多くの人々に愛される。
詳細は下記をご参照ください。
南国酒家会社案内


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。