安全で安定した輸送サービスを。
そのうえで効率性を追求する。
世界中で働くMOLの人たちを紹介する「MOL CREW」。
今回は、北米の自動車船事業を支える
ゼネラルマネージャーのストーリーです。
Profile / プロフィール
- Name / 名前
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Kathy Dias Nunes
キャシー・ディアス・ニューネス - Birthplace / 出身
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Portuguese
ポルトガル - Affiliation / 所属
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MOL (Americas) LLC
MOL(アメリカ)LLC
- Profession / 職業
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General Manager / RoRo Business
ゼネラルマネージャー / RoRo船事業
キャシー・ディアス・ニューネスさんは、
MOL (Americas) LLCで働くゼネラルマネージャー。
20年以上にわたり自動車船事業の最前線で活躍しています。
いまは北米エリアを中心とした航海において
寄港地やその順番など船の最適な荷役や運航管理に従事。
後進の育成にも力を入れています。
成長できる場所を求めて、人生の舵を切る。
現在の仕事につくきっかけを教えてください。
大学時代は国際ビジネスを学んでいたのですが、就職にあたっては「ただ働く」のではなく働きながら長期的なキャリアを築いていける会社を探していました。そんな中、港で働く知人からの紹介でMOLの面接を受けることになったのです。面接官の方は私の経歴に熱心に耳を傾けてくれたうえに、オフィスを案内してスタッフを紹介してくれました。努力を通じて成長できるという社風が感じられて、「ここなら自分は成長できる」と直感しました。実は当時すでに別の会社で働きはじめていましたが、退職してMOLに入るという決断をしたのです。その直感が20年以上続く私のMOLでのキャリアの出発点となりました。いま振り返っても、あのときの自分の選択は正しかったと思っています。
決断を積み重ねて、安定した輸送を支える。
あなたの一日について教えてください。
私の仕事は、北米エリアを中心とした自動車船のオペレーションです。航路の最適化、各船の北米内での寄港港の確保やスケジュールの調整、港での荷積みや降ろす段取りまでその業務は多岐にわたります。一日は大量のメールの確認と、営業・オペレーション・海務など関連部門との打ち合わせから始まります。各部署と連携しながら、日々の運航計画やスペース配分について意思決定を行います。安全で安定した輸送を維持するために、必要に応じてサービスの見直しや改善案を検討していきます。また、チーム育成も私の重要な役割です。メンバーに対して業務の背景を丁寧に説明し、判断の根拠を共有することで、彼らの成長につなげたいと考えています。数字だけを見るのではなく、その先にいるお客さまや仲間を想像しながら、日々たくさんの決断を積み重ねていく。それが私の一日です。
耳を傾けることから対話は始まる。
仕事において大切にしていることはなんですか?
マネジメントで最も大切にしているのは「よく聞くこと」です。異なるバックグラウンドを持つメンバーと協働する環境では、相手の話を丁寧に聞き、理解し、背景を把握したうえで対応することが欠かせません。そのうえで前向きな視点を示すことで、対立ではなく協力を生むことができると信じています。また意思決定では必ず事実を基点にし、関連情報を集め、必要な計算を行い、関係者と議論したうえで判断します。感情ではなく情報に基づく判断がチームの信頼を支えるのです。さらに、ミスを恐れず挑戦できる環境づくりも意識しています。これはMOLでかつての上司に教わったことです。失敗は成長の一部であるという考えを共有し、誰もが安心して意見を言い合えるチームでありたいと思っています。
受け継いだことを、次の世代につないでいく。
キャリアのなかで特に印象に残っていることは。
20年以上のキャリアの中で多くの同僚駐在員と仕事をしてきました。なかでも特に印象に残っているのは、私が最初に指導を受けた日本人駐在員の方です。ビジネスの基礎だけでなく、相手を尊重する姿勢や職業倫理など多くの学びを得ました。その教えはいまでも仕事への向き合い方の根本にあります。この仕事では3〜5年ごとにメンバーが入れ替わるため継承していく難しさはありますが、私が教わってきたものを次の世代へとつないでいけたらと思っています。
私が特に意識しているのは「信頼」です。自動車船の運航は多くの人と組織が関わる複雑な仕事で、一つの判断が大きな影響を及ぼす場合もあります。だからこそ正確な情報共有と丁寧なコミュニケーションを心がけ、信頼関係を育てることが欠かせません。また、チーム全員が安心して意見を言える雰囲気づくりも大切にしています。チームの若手メンバーが新しい役割に挑戦していく姿を見ると、自分の経験が誰かの未来につながっていると実感します。
環境と向き合い、現場から次の時代を拓く。
自動車船事業における新しい取り組みについて
教えてください。
自動車船事業に携わる中でも、海洋環境への意識は年々高まっています。MOLが導入を進めるLNG燃料自動車船「BLUEシリーズ」は、その象徴的な存在です。新しい技術を現場に落とし込む過程では、さまざまな課題が見えてくるものです。それを解決していく現場の工夫が、事業の未来をつくっていきます。自動車船がより持続可能な存在へと進化していく取り組みに現場の一員として携われることを私自身も誇りに思っています。
そして安全で効率的な輸送を守りながら環境負荷を減らしていくためには、多くの準備や調整が必要。だからこそ世界の拠点や社内の各部門が一体となって進めていくことに大きな意義があるのですが、各拠点がいつも最善策を一緒に考えてくれます。世界中に仲間がいて、自分たちの業務を支えてくれている。そこにMOLグループのネットワークの強さを感じます。国境を越えて共通の目的に向かって協力し合う姿勢は、MOLならではの素晴らしい文化だと思います。
大切な人と過ごす静かな時間。休日が、心を整えてくれる。
休日はどんなふうに過ごしますか?
休日は家族との時間を大切にしています。映画を観たり、外食を楽しんだり、コンサートに出かけたり、親戚を招いてBBQをしたりと、さまざまな過ごし方があります。私の家族は全員がビーチ好きなので、天気が良い日は海に出かけるのが定番ですね。海で泳ぎ、風を感じながらのんびり過ごす時間は、仕事で張り詰めた気持ちを自然とほぐしてくれます。静かな時間もあればアクティブな時間もありますが、どれも「大切な人たちと一緒にいる」という実感が休日を豊かなものにしてくれます。私にとっては、家族との時間がまた次の週を乗り越えるための原動力になっています。
ひとりひとりの声が、未来を動かす。
これからの夢と、世界で働く仲間たちへのメッセージを。
事業としては新しい航路でのトレードを立ち上げることにも挑戦したいですね。変化の多い自動車船事業だからこそ、新しい機会に満ちており、大きなやりがいがあります。そして個人的にはワークライフバランスを大切にして、家族との時間を増やすことも目標です。よく働き、よく遊ぶ。そんな気持ちでやっていきたいと思っています。人生はあっという間に過ぎていくので、MOLの仲間にも毎日を大切に過ごしてほしいです。仕事では遠慮せずに声を上げ、質問し、アイデアを共有してください。私たちひとりひとりの意見には価値があります。世界中の仲間とともに支え合い、学び合いながら、一緒にMOLグループの未来をつくっていきましょう。



