2023年05月22日
株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)では、5月18日から5月21日にかけて伊豆半島で開催された船員支援団体Mission to Seafarers (MtS)(註)の主催するアドベンチャーレース(Adventure Race Japan: ARJ)に協賛すると同時に、従業員で構成される2チームが出場しました。レースはユネスコの世界ジオパークに指定されている伊豆半島を舞台に高低差のある地形に定められた約27kmのコースを2日間に分けて3人1組のチームごとのタイムやチャレンジ達成を競うもので、イベントで集められた資金はMtSが実施する船員支援活動に役立てられます。
約3年にわたるCOVID-19パンデミックにより長期乗船や、各国での様々な規制の中で乗下船を強いられながらも、国際物流の大動脈を維持し続けている船員に感謝し、また世界中の船員の労働環境改善を願い、当社からはトレイルランを愛好する従業員有志6名が2チームに分かれて出場したほか、グループ従業員へ寄付を呼びかけ、会社としては3万ドルの協賛を行いました。
当社グループは、当社事業に関わる全ての人々との共生を目指し、企業市民活動に真摯に向き合うことで、持続可能な社会の実現に貢献します。
(註) Mission to Seafarers (MtS)は、イギリス王室アン王女がプレジデントを務め、50カ国・200以上の港で活動しながら365日の船員支援を目指す船員のための福祉団体。船員のために、Wi-Fiインターネット・SIMカードなどの乗船環境整備のほか、食料や衛生用品の入手機会を提供している。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。